iPhone×iPad ♥アプリ案内
秋の夜長に読みたくなる書籍がずらり。
名だたる日本の名作を無料で楽しもう!
2012.10.18
最近の電子書籍アプリは、ビジュアル重視で眺めているだけでも楽しいものだ。でも、単に文章を楽しむだけなら、もっとシンプルで読みやすいものがいいはず。このアプリは、無駄のない実にシンプルな作り。真っ白な紙に、文字だけが整然と並ぶ。挿絵もなければ、飾りもなく、静かに作品と向き合うことができそうだ。
ところで「青空文庫」とは、著者の没後から50年が経っている著作権が消滅した作品を、インターネット上で公開している電子図書館のこと。その電子書籍を無料で手軽に読むことができるのがこの「i読書-青空文庫リーダー」だ。たとえば、夏目漱石の「こころ」や芥川龍之介の「羅生門」、太宰治の「人間失格」、宮沢賢治の「注文の多い料理店」など、明治から昭和初期にかけて活躍した作家の名作がずらりと並ぶ。また、カフカやシェイクスピアなど外国作家の作品や、グリム童話やアンデルセン童話を楽しむこともできるのだ。
ダウンロードした本は「My 本棚」に保存され、作者名や作品名ですぐに検索することができる。また、どのぐらい読み終わっているかを%で確認できたり、開きたいページをスライドバーで一発表示させることができたりと、基本的な機能は装備。一度は読んでみたかった名作を、いつどこにいても、アプリでさっと読むことができるというのはうれしいものだ。
何を読もうか迷った時は「TOP500」をチェックしてみよう。テキストのみの電子書籍はダウンロードもスピーディー!
シンプルな作りなのでとても読みやすいのが魅力。ページめくりもフリック動作でスムーズ。
これが「My 本棚」。未読か、何%読み終わっているかが一目で分かる。作者や作品名で本棚内を探すことも。
- ● おすすめポイント
誰もが知っている名作だけど、実は読んだことがない…という女子も多いだろう。一度は読んでおきたいなら、この青空文庫を利用してみるのがおすすめ。日本の名作を無料でスピーディーにダウンロードでき、いつでもどこでもさっとアプリを立ち上げて本を読むことができる。アプリの機能もいたってシンプルなので、電子書籍初心者にも使いやすい。