人気格闘家による、キックボクササイズで「－3cm」計画。 美くびれを作るコンビネーション

ヨガやランほど身近な印象は無いけれど、機会があれば試してみたい。あちこちでそんな声が聞こえるキックボクササイズ。軽い気持ちでジムをのぞいて、そのままハマってしまう女子は珍しくありません。その理由を、

「いろんなエクササイズの中で一番、と言っていいくらい全身を使う運動ですから、体作りでもストレス解消のためでも、はっきりとした手ごたえを感じられるんだと思います。それに楽しいから飽きずに続けられますよね」

と分析するのは、TRY HARD GYMで選手兼パーソナルトレーナーとして活動する大雅さん。

もうすぐ20歳、9月に開催されるK-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ～-60kg世界最強決定トーナメント～では最有力優勝候補として名前が挙がる、今もっとも勢いのあるファイターです。

「くびれ作りなら、やはり体をひねる動きがいいでしょう。せっかくのキックボクササイズですから、パンチだけでなくキックも入れたコンビネーションに挑戦しましょう」

コンビネーションとはキックやパンチを組み合わせた連続技のこと。

「パンチはジャブとストレート、その後は前蹴りをします」

前蹴りとは文字通り、まっすぐ前に蹴りだすキックのこと。
それではお手本動画をチェック。

1. 基本姿勢（ファイティングポーズ）からジャブ、ストレート。
2. 後ろの足を軽く踏み込み、前側の足で前蹴り。
3. いったん基本姿勢に戻って、再びジャブ、ストレート。
4. 前側の足を軽く踏みこんでから、後ろの足で前蹴り。
5. 基本姿勢に戻る。
   ※動画は左利きの人の場合。右利きの人は逆構えで。

このコンビネーションで気を付けるべきポイントは、

「まずは毎日、左右10回ずつ20回練習してください。部屋が広くないから蹴りなんてできない！という場合は、ひねりの動作を加えた腹筋がいいと思います！」

「ひねる動作は上半身を起こす動作と同時にしてください。左右の腕はどちらもストレートを打つイメージで腕を長く伸ばして。回数は1日10回2セットはやってほしいですね」

......こんなハードな腹筋、女性ができるわけないじゃないですか！

「じゃあ膝を立てた姿勢でも大丈夫です（笑）」

それもだいぶキツいですけど。

天性のプチS、大雅トレーナーからの日常生活におけるアドバイスは

・本気で体重を落とすなら食生活の見直しは必須。脂質、糖質は可能な限り避ける。
・食べる順番も大切。野菜→スープ→おかず→お米の順番がよく落ちる。
・食事制限しているときは風邪をひきやすい。グルタミン（アミノ酸のサプリメント）を飲むと体調が崩れにくくなる。

お腹周りの悩みはほぼ脂肪が原因だからこそ、運動と食事制限の併用がよく効くそう。
全身をくまなく使うコンビネーションで理想のヴィーナスラインを手に入れましょう！

《今回指導してくれた人気ファイター》
大雅（たいが）さん

若干17歳で人気格闘技団体「Krush」で第3代-55kg王者となって以来、常にトップ戦線で活躍中。試合情報はK-1 WORLD GPオフィシャルサイト、選手生活の日常はTwitter（@taiga_0814）でチェック。パーソナルトレーニングは所属するTRY HARD GYMで指名可能。

 

取材・文/惣流 マリコ（そうりゅう まりこ）さん

エステ・スパの専門家でありながらキックボクササイズにハマって以来、都内各所で教え上手なイケメントレーナーを開拓する日々。「強い男こそがイイカラダの女を作る」を信条に本特集を担当。生活情報サイト「オールアバウト」でエステ・スパ情報（http://allabout.co.jp/gm/gt/530/）も発信中。