フィガロ ビューティストの安倍佐和子さんがレポート! アジアのホリスティック・リトリート滞在記。〈前編〉

Beauty 2016.10.25

年に一度のヴァカンスをどこで、どう過ごすかは重要なテーマ。この夏、悩んだ末に決めたのが“ホリスティック・リトリート”の旅。「フィガロジャポン」2016年8月号「ヴェトナム、タイの夏ヴァカンス。」に触発され、アジア有数のホリスティック・リトリートの中から、SpafinderのAsia Spa Awards 2010に輝く「カマラヤ・コ・サムイ(Kamalaya Koh Samui)」に決めた。

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テンションが上がる施設概要のブローシャー。
 

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神聖な佇まいのエントランス。毎朝、スタッフのお供えも。
 

ホリスティック・リトリートとは、せわしない日常から離れ、心身の疲れを統合的な視点から癒し、本来の健康を取り戻すこと。ホリスティック・リトリートを謳う宿泊施設は、たいていが癒しや養生、健康を取り戻すためのさまざまな設備を有し、その道のエキスパートを常駐させている。とくにデジタル化社会の波にもまれ、多忙な毎日を送る都市型生活者にとっては、豊かな大自然の中でデシタルデトックスするだけでも、その意味は大きいはずだ。

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穏やかな時間が流れるプライベートビーチ。ここでいただくココナッツジュースが格別!
 

カマラヤ・コ・サムイは、タイ・サムイ島の南海岸に位置し、もともとのランドスケープを活かしながら、風水をもとに設計されたホリスティックラグジュアリーなスパリゾートだ。タイの聖職者が修行に訪れる神聖な場所で、一歩足を踏み入れるだけで“気”がいいことがわかる、まさに「サンクチュアリ」だ。

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プログラムを受けるWellness Receptionからの景色。サンセットも必見!
 

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「ストレスバーンアウト・アジアン・ブリス」プログラムのメニュー。

 

オーナーのジョン・スチュアート氏は長い間、インドで修行を積んだヨギーニでありヒーラー。カマラヤの地に宿るパワーを多くの人と享受したいという思いから、カマラヤ・コ・サムイを創設。世界中から、癒しとウェルネスライフを求める人たちが集い、ゲストにはリピーターが多いのが特長だ。

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カマラヤ・コ・サムイがこれまでに受賞したアワードとスパメニューのガイド。セラピストのプロフィールも揃う。
 

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スタッフの絶大な信頼を集めるオーナーのジョン・スチュアートさん(左)と。
 

滞在中のプログラムも実に多彩で、デトックスやヨガ、再生や若返りなどを目的にした12種類ほどが揃う。4泊5日の滞在中に私自身が受けたプログラムは「ストレスバーンアウト・アジアン・ブリス」。アジア屈指のトリートメントを贅沢に盛り込んだプログラムだ。気になるその内容は、後編で詳しくお伝えしよう。

Kamalaya Koh Samui
102/9 Moo 3, Laem Set Road, Na-Muang
Koh Samui, Suratthani 84140 Thailand
Tel. +66 (0) 77-429-800
Fax. +66 (0) 77-429-899
www.kamalaya.com/

*後編はこちら

安倍佐和子 Sawako Abe
ビューティエディター

スキンケア、メイク、美容医療からオーガニックまで幅広く精通。数々の女性誌やオンライン媒体で執筆、編集を手がける。

photos et texte: SAWAKO ABE

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