憧れのメイクアップアーティスト、yUKIさんにインタビュー。

編集アシスタント カミーユです。
先日お手伝いをした9月号「アイコンシャスな秋メイク」の撮影は、憧れのメイクアップアーティストyUKIさん!レディガガのまぶたにもうひとつ目を絵描いたりと、チャーミングでインパクトのあるメイクのずっとファンなのです。

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遊び心のあるアーティスティックなメイク。左:ラフォーレ原宿の広告(『Hair &Make-up Artists (2010)』P‐Vine BOOKsより) 右:フィガロ2013年3月号の表紙。

ご本人の仕事ぶりを真近で見られる日が来るなんて!

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撮影のメイク中。yUKIさんに後光が差してる!?

撮影後、ずうずうしくも、超個人的インタビューに答えていただきました。

Q1. メイクのインスピレーションはどこから?
音楽、ファッション、アート……どんなものからも。たとえば先日ロンドンでジャコメッティ展にも行ったのですが、あの細くてきゅーっとしたボディにはどんなファッション、メイクが合うかな?って自然と考えていました。バレエのステージメイクやピエロなど特殊なメイクも、ファッションのメイクのアイデアになったりしますね。

Q2. 自分がいちばん楽しいと感じるのはどんなメイク?
いままでやったことのない新たなメイクにチャレンジすること。大変なことでも、そのプロセスをひとりではなくアシスタントたちとチームワークで乗り越えていくのは、達成感も喜びもあって、楽しい!

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yUKIさんのinstagram(@yukimake)より。6月にパリで行われたFACETASM 2018 SSコレクションのメイクは、チームで完成させたタトゥシールのリップデザインに注目。

Q3. メイクでいちばん大切にしていることは?
メイクで人に喜んでもらいたい。yUKI brushを作ったのも、道具を通じてメイクする喜びを与えたかったから。メイクをする時はいつも、その人にこのメイクがマッチしているかが重要で、違うと思ったら、一旦全部落として一からやり直すこともあります。

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フワフワで気持ちいいyUKIさんプロデュースのメイクブラシ。編集SKの私物。名前も刻印してくれる!http://yukimake.com/

Q4. フランスでメイクを学んでよかったことは?
ファッション、バレエ、オペラなどの舞台、ピエロやボディペインティングなど、さまざまな分野のプロのメイクアップアーティストが講師として来て、現場にも連れて行ってもらえるシステムだったので、自分が何が好きで、何がやりたいのかを実践しながら考えられたこと。フランスでベースがしっかり確立できたから、どこに行ってもやっていけると自信がつきました。

最後にyUKIさんから、「やりたいことがわからないうちは、かたっぱしから手をつけてやってみればいいし、いくらでも迷っていい。でもこれっていうものが見つかったら、もうブレちゃだめよ」というお言葉をいただき、ビューティエディターを目指す私の背中を押していただきました!

ショーに、広告に、雑誌にと、メイクアップアーティストとして第一線で活躍する人の明るい前向きなパワー。それがいつも新しく、大胆で、可愛いメイクとして表れているのかもしれない、と感じました。
そんなyUKIさんが手がける、この秋いちばんのトレンドメイクがチェックできる9月号は、7/20発売。
お楽しみに!

編集アシスタント カミーユ
中学生の頃からメイクにハマり、隙さえあればメイク実験。高校卒業時にはビジュアル系、ギャル系から清楚系とテクニックを磨く。大学卒業後、六本木のヘアセットサロンで修行を積み、25歳からメイクの学校へ通い、ブライダルやダンサーなどのヘアメイクをせっせとこなす。28歳で美容編集アシスタントに転身。ひたすらコスメと触れ合う日々。
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