パリ街歩き、おいしい寄り道。

啓蒙のバロック展と、鶏のポトフ。

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プティ・パレで開催中の「啓蒙のバロック展」へ。
パリ市の教会が所蔵している18世紀の絵画展。
入ってすぐ、当時絵画を所蔵した主要な教会の地図が
展示されていた。地図好きな私にはうれしかったなぁ。
大作のある部屋には、教会の窓から差し込んだ光を
模したライティングが床に施されていたり、 
だまし絵で彩られた部屋があったり、見応えがあった。
同時に地下で開催されている、ボストンの収集家
ホルヴィッツのコレクション展(写真撮影不可)も、
同時代の作品が展示され、18世紀一色だった。
どんな展覧会が開催されていても、必ず通る
ここのエントランスはいつも綺麗だなぁと思う。


とーってもお天気はよいものの、まだ風は涼しかった
この日。プティ・パレを出てアンヴァリッドを正面に
見ながら左岸へ渡り、ラ・プール・オ・ポへ。
むかーしからあるお店。
la poule au potは鶏のポトフのこと。
経営者は変わっても、同じお皿でサーブされる。
ランチタイムぎりぎりで駆け込んで、
根菜がたっぷり入ったポトフを食べてほっと一息。
お天気がよくなると、時間の流れ方がゆっくりになる
気がするなぁ。って、気のせいかしら?
鶏のポトフ以外にもふつうのビストロ料理があります。
 

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川村明子

文筆家
1998年3月渡仏。ル・コルドン・ブルー・パリにて料理・製菓コースを修了。
朝の光とマルシェ、日々の街歩きに日曜のジョギングetc、日常生活の一場面を切り取り、食と暮らしをテーマに執筆活動を行う。近著は『日曜日はプーレ・ロティ』(CCCメディアハウス刊)。


Instagram: @mlleakikonotepodcast「今日のおいしい」 、Twitter:@kawamurakikoも随時更新中。
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