Editor's Blog

中目黒の隠れ家ビルにオープンした、コンセプトストアへ。

こんにちは、編集REIです!

先日、中目黒のTHE WORKS 2階で開催されていた「TOKYO ART BAZAAR」が楽しすぎていまでも思い出すのですが、なかでもドキドキクラブさんの作品「うなトン(=うなじが整っていること)」が好きすぎて10分くらい爆笑しました。

アートで爆笑? なんて不適切な表現かもしれませんが、きっとドキドキクラブさんは受け入れてくれるはず。そんな心の広い方でした。

 

さて、今回は9月1日(金)にオープンしたコンセプトストア「Curios(キュリオズ)」について。

知らなければ絶対に入ることのない、中目黒から徒歩5分、駒沢通りに面したちょっと怪しげな藤屋ビル。

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実は数年前にたまたま友人に連れて来られたことがあり、他の階のお店には何度か足を運んだことがありました。

当時から人を引き付けない廃墟感たっぷりな雰囲気が好きだったのですが、その5階にヨーロッパのヴィンテージが揃うショップがオープンしたと耳にし、期待を胸いっぱいにお店まで。

170905-curiosvintage-10.jpgヨーロピアンな服装に身を包んだキッズが迎えてくれます。

170905-curiosvintage-07.jpg左端に見えるのは絵画が描かれた屏風で仕切られた試着室。

スタイリストNao Koyabuさんとイギリスのシューズブランド「F-troupe」のデザイナーMick Hoyleさんが手がけるコンセプトストアの店内は、ビルの外観とは打って変わって、老舗ブティックのようなムード。

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店内のインテリアを構想するのに、かなりの時間をかけられたのが伝わってきます。ロンドンでヴィンテージの知識を学ばれたKoyabuさんが、お洋服含めすべてイギリスやフランスで買い付けられたのだそう。

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よくここまで大切に引き継がれてきたなと思うほどに、状態の良い上質なヴィンテージドレスがずらり。歩くとフワっと広がりそうな繊細なレースのドレスから、ショート丈で身体のラインが出るドレスまで、ラインナップはとても豊富。

実用性よりもデザイン重視のバイイングをされていることもあり、一枚一枚手に触れるのも恐縮してしまうような、ディテールまでこだわり抜かれたデザインに見惚れてしまいます。

170905-curiosvintage-04.jpgF-troupeのピンクのヴィクトリアンブーツは、リミテッドエディションのもの。

F-troupeのシューズは、ビニールからレザーまで生地はもちろんフォルムもさまざま。18世紀から1930年代のヨーロッパに着想を得ているだけあって、新品なのにヴィンテージ感たっぷりです。

全くブレることのない世界観に、どっぷりはまってしまいました。
見かけによらず、やはり奥が深い藤屋ビル。1階から4階には、何が潜んでいるのでしょうか……

 

Curios
東京都目黒区上目黒1-3-9 藤屋ビル5F
営)12時~20時(火、木~日)
休)月、水
tel:080-3595-3151
Instagram:@curios_tokyo
curiostokyo@gmail.com

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