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メリメロ・ドゥ・パリ/東京

スノッブな猫は、ヴィーガンに?

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パリの猫好きが集まると、ヴェジがいいとか、ヴィーガンがいいとかいっている。アメリカ程ではないにしても、パリのモード・ピープルは、セレクトショップ「ブロークンアーム」にあるサロン・ド・テで、ヴィーガンのブランチを食べるのがマストのようだし、飼い主がそうだから、必然的にペットたちもヴィーガンにしたくなるのだろう。

14000人のフォロワーがいるラガーフェルドの愛猫「シューペット」には、専任の料理人がいて、その日に作った四皿の料理を食べているそうだし、「缶詰なんて見向きもしない、もっての他だよ。料理は出来立てに限る」というのが、ご主人のモットーだというからなんという贅沢。

そうはいっても猫の料理人が雇えないひとには、「100パーセントのヴィーガン、理想のキャッツフード」というキャッチーなフレーズの「アミキャット」というのがあるし、自然食なら「ナク」というのもある。最近日本にも「アミキャット」が輸入されるようになったけど、すぐに品切れになっていて、手に入れるのは難しい。

やんちゃで甘えん坊のうちのピカビアも、今年の十一月で九歳になるので、いよいよシニア期に入ってきた。シニアになったら、カロリーもあまり消費しないので、食事も20パーセントは減らしていいというから、ヴェーガンにしてもいいな、と思っているけど、それだけというのもなんだか心細い。シニアといっても、ピカはまだ自分は若いと思っていて、いきなり勢いよく床から私によじ昇ってきて、首に巻き付くので、結構まだ活動的なのだ。時々自然食の「アルモネイチャー」にすることもあるけど、普段は近くのコンビニで買える「いなばの金のだし」とかに。

最近のピカは小岩井のヨーグルトを、足で掬って食べていて、どうやら飼い主より健康志向のようだ。小岩井以外のヨーグルトだと、忽ち顔を顰め、「へんがお」をしてぷいといってしまうのがおかしい。

猫グッズなら、日本にはなんでもあると思っていたけど、パリにある光ったネイルにみえる「付け爪」はまだないようだ。黒は結構素敵だし、うちのピカのように、椅子や壁紙を引っ掻く猫には、便利でお洒落だ。猫用のパソコンもあって、キーボードの上に乗るのが大好きな猫が、ネズミが駆け回っている画像をみるという。猫のDJ知っている?といわれて、驚いたこともある。くるくる廻るお皿に、猫が飛びかかって引っ掻くというだけ。

ペット熱は、どこの都市もにたりよったり。

村上香住子

フランス文学翻訳の後、1985年に渡仏。20年間、本誌をはじめとする女性誌の特派員として取材、執筆。フランスで『Et puis après』(Actes Sud刊)が、日本では『パリ・スタイル 大人のパリガイド』(リトルモア刊)が好評発売中。食べ歩きがなによりも好き!

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