ピンク、PINK、桃色!sacaiのメンズは色でワクワク
賞味期限切れ半年のクッキーを食べ、ニコニコしてるファッションライターです。
今回より「フィガロジャポン」のblogに参加させていただくことになり、「まずは、ほかの参加者のブログ記事をリサーチ」と思い、次々に拝見していったのですが……ずどーん、と気分が落ち込みましたよ。
なんですか、皆さんのリア充ぶりったら。
お洒落なルックスで、お洒落な生活スタイルで、お洒落な食事して、お洒落な服着て。
突き出た腹を引っ込めるべく、下北沢まで早足で30分のウォーキングをし、結局ラーメン食べてゆらゆらと帰る私なんぞ完全に場違いじゃんっ。
と思いつつ、なぜフィガロ編集長ルミさんが、私にお声がけくださったのか、ふと気づきました。
「アンタにこの私を笑わせることができんの??やってみんかい、オラオラ!!」
とゆーことだと。
そーですか、じゃあ受けて立ちますよ、ってことで、いきなり初回から何の笑いもないメンズのファッショントレンドの話をば。
(私への期待値なんぞ知らんわ。言いたいこと話すし)
「sacai」2017年春夏コレクションです。
東京のsacaiオフィスでの展示会風景。
ピンクだのイエローだのレッドだの、オトコには縁遠かった華やかな色彩がこれほど注目されるようになったのは、ホントに珍しいですね。
ここ何年、どころか、過去にはいつあったか記憶にないほどです。
ウィメンズのピンク人気と呼応しているのは間違いないのですが、地味な服装が続いたメンズファッションに刺激を与えるものとして鮮やかな色がフィットしたのでしょう。
セレクトショップの店頭にはピンク色の服やグッズがディスプレイされており、どこでも打ち出しされてます。
ファッションブランドも同様で、中でも特に印象強かったのが、「sacai」。
エスニックな柄の中にピンクが散見。
かなりファッショニスタ寄りのアイテム。
一般のオトコが着やすいかというと、決してそうではないと思いますが、見てるだけで心楽しくさせてくれるコレクションです。
帽子のクラウン高っ! 着こなし難易度も高めなのがむしろデザイナーズならでは。
着丈の短いパンツなら、多くのオトコが取り入れやすいでしょう。
カジュアルに仕上げられているあたりがメンズらしさ。
正直、ピンクをワードローブに取り入れるオトコは限られると思います。
我々はホントにコンサバな生き物ですからねぇ。
「ピンク=女性的」と考えて、拒否しちゃうこと多し。
そこを一歩踏み込んだり、今の自分を意図的に壊すように服装に取り入れれば目線も広がるのでしょうが、なかなか難しいかな……。
軍モノをベースにした半袖ジャケットがカッコいい!(sacai パリメンズ・コレクションより。from Pen Online)
ニットも適度にかわいくてイイですね。
サーモン系のくすんだピンクが、メンズの旬の色味。これなら着やすそう。
ファッションショーは全身が1ブランドですから、過剰なほどファッショナブルになります。
でもアイテムを単品で眺めれば、手持ちの服に合わせやすいものも多くあり。
女性の皆さんも、身近なオトコにぜひぜひ薦めてみてはいかがです?
ちなみに、sacaiのショー写真は「Pen Online」に掲載されていますので、こちらのリンクからどーぞ。
↓
www.pen-online.jp/fashion/sacai/sacai-2017-ss-menscollection/
ピックアップ写真のセレクトも、解説文書いたのも私なんですけど、書いてないこと書き足されてるぞ w
キレイすぎるsacaiのスカート。
展示会場にいた、アタッシェドプレスさんの私物スカート。
個人的には、sacaiのウィメンズはスカートが最高だと思ってますよ。
ではまた次回。
次こそはもっとお笑いをっ!
(うん、頑張る……なるべく)
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