駆け込んだ恵比寿のワイン店で、
ひとりハムチーズ大祭典。
昨年の夏のおはなし。
サンタニと編集NOとまりモグという、男性ふたり&女性ひとり、いわば「いきものがかり」的メンバー構成で「パンとチーズと東京シャルキュトリー」という特集を実施しました。
言葉の響きだけでも可愛く、食べておいしく、特集を通して私の「好き度」もぐんとUP。それにワインが加われば、まさに鬼に金棒。そんなことを考えていたら、素敵なイベント情報が舞い込んできました。
恵比寿の自然派ワインショップ、トロワザムールで定期的に行われている、その名も「チーズと生ハムとワインの宴」! フィガロのフランスチーズ特集でも紹介した三宿のランマスとコラボした企画で、トロワザムールいち押しのワインを飲みながら、ランマス厳選のチーズとシャルキュトリーが食べられる。そんな夢のような宴です。
開催日である3月24日(金)。時計をちらちら見ながら仕事……最後軽いダッシュを経て、なんとか駆け込みセーフ。誰かを誘う余裕も発想もなく、単身乗り込みました(ちなみに来ているお客さん、みなご友人、お仲間と……)。
ダッシュしたためか、喉がカラカラ。白、ということまで絞り、新着だというポルトガルの「フォリアス・デ・パコ アルヴァリーニョ」(グラス¥700)をお願いしました。
犬もしくはキツネのエチケットで、いずれにしても可愛い。
ワインは泡、白、ロゼ、赤と計10種ほどありました。店内で売っているワインをボトルでお願いすることもできますが、今日は孤独なのでもちろんグラスで。
お目当てのチーズ&シャルキュトリーは、合わせて全20種ほど。2種で500円、5種で1,000円とお手頃なので、お試し気分で色々いただけます。フランスの「フルム・ダンベール・オ・カシス」などお気に入りチーズ、初めて食べる「マンステール農家製」、パドヴァのロース肉サラミ「ロンゾ」などをセレクトしました。
これが吟味に吟味を重ねた、マイ・プレート。前述の「フルム・ダンベール・オ・カシス」(手前中央)は、ねっとりした旨味で、いつまでも口に含んでいたくなるような愛おしい味。やっぱり好みです。お初の「マンステール農家製」(手前右)は、エッジィな塩味とまろやかさが同居。ウォッシュタイプのチーズなので、ほんのり納豆のような独特の風味があります。
すでに1杯目のワインは飲み干してしまったので、ポルトガルしばりで「ティアゴ・テレス・ライシュ・ブランコ」(グラス¥900)をオーダー。無限に飲み&食べ続けていられそうでしたが、今日は早めに切り上げました。
すべてキャッシュオン、会費も無料という気軽さも気に入りましたが、何よりも(一方的に)信頼を寄せる、トロワザムールのワイン、ランマスのチーズが一堂に会す点が素晴らしいです。ほぼ毎月実施されているので、今度は「いきものがかり」メンバーで再訪しようと思います。
今日の明瞭会計
→ワイン2杯、5種盛りプレート1皿で¥2,600でした。早めにいって、アペロ的に活用するのもいいかも!
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