おいしい料理求めて、まりモグがゆく。

聖地・蒲田で、餃子を愛でる週はじめ。

3連休明けってなんだかやる気がでない……。そんな方も多かったかも、な今週火曜日。多分21時過ぎていたのですが、エンジン注入すべく、急遽ノリだけで餃子を食べに行くことに。
それも、蒲田に。

「蒲田に餃子を食べに行く」なんて、ちょっとこなれていて調子にのっているように聞こえるかもしれませんが、恥ずかしながら実は初……。遅いデビューと相成りました。
記念すべき初めての蒲田。御三家、你好、歓迎、金春まで絞りましたが、果たしてどの店に行くべきか。蒲田出身であり、餃子特集も担当していたPenの同僚KAにヒアリングしたところ、「味が優しいから你好がいちばん好き」とのこと。ちょうど你好別館が遅くまで営業しているといこともあり、心を決めました。

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看板、かなり素敵です。元北京っ子としては、赤く、それも「你好」なんて馴染みの強いワンワードが書かれている看板には本能的に惹かれてしまいます。吸い込まれるように地下への階段を降りて行きました。
某居酒屋さんのごとく、タッチパネル式の注文に薄く驚きながら、定番の焼き餃子と水餃子をオーダー。

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これが噂の羽。上から見るとよくわからないので、横からチェック。いまいち全貌がつかめません。
写真はここで諦め、パリパリの羽とともにお口へGO! むむ、熱い!! 小籠包さながら薄くてモチモチの皮から、豚の脂がじゅっとあふれてきます。でもしつこくないのは、ほどよい大きさに刻まれたキャベツなど、野菜が多めだからかも。(羽はなくてもいい派ですが)同僚KAが言っていた「優しい」の意味がわかりました。「あと40個は食べられる!」と年甲斐もなく宣言したところで、水餃子が到着。
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こちらはうって変わって、ちょっと厚めの食べ応えのある皮。3個くらい食べると胃の中で存在感がメキメキ。1人前を食べたのですが、結構お腹にたまり、前述の「40個食べる」宣言を静かに撤回しました。
私が育った北京では、焼き餃子はほとんど見かけず水餃子が大定番だったのですが、もっと素朴〜〜な味だったので、ニンニクが利いていたりする日本の水餃子は、ちょっとおしゃれに感じてしまいます。

ほかにも豆苗の炒め物などを発注。メニューはかなり多く、想像しうる中華料理はひととおりあるのですが、やっぱりスタンダードな焼き餃子がダントツおいしいです。あー很好吃。
家に帰ってからもその味を反芻しながら「餃子、ぎょうざ」と呟いてみたのですが、素敵な言葉ですね。かなり上質なエンジンを注入できた気がします。やる気がなかなか出ない週明けこそ、おすすめです、餃子。

今日の明瞭会計
→ノンアルコールビール2杯、ウーロン茶2杯、焼き餃子2人前、水餃子2種各1人前、豆苗の炒め物で¥4,000台??でした。

你好 別館@蒲田
東京都大田区蒲田4-25-7 ハネサムビルB1F
tel:03-3734-2180
www.nihao.co.jp/store#bekkan
 

 

まりモグ

幼少期から北京を拠点にアジア、欧米、太平洋の島々などを旅し、モンゴルの羊鍋からフランスのエスカルゴまで、さまざまな現地の料理を食べ歩く。特に香港は、多い時で年4回のペースで通うほどの“香港迷”。食べ過ぎ飲みすぎがたたり、28歳で逆流性胃腸炎を発症。ワイン好きが高じて、2021年にJ.S.A.認定ワインエキスパートを取得。

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