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1枚から始まる、旅と私のタカラモノ。

家を坂の上に決めたこと。

みなさん、こんにちは。
今日は坂の上の暮らしの話。

私が東京でスタートした初めての土地は、下北沢。
オシャレなカフェや雑貨屋さんが多くて20代の私には、
すべてがキラキラして見えた。
5年後、緑が多い世田谷区で4年暮らし、独身最後の4年は自由が丘へ。
お気に入りのアンティークの家具に照明、
好きなものに囲まれた暮らしは最高だった。
目の前は畑で開放感があり、空が大きくて、都会のオアシスだったなぁ。

Tさんと一緒になって、坂の上に決めるまで数年間、
ずっと自分たちの暮らす家を探し歩いた。
そう簡単には即決できず、何度も内覧したし、一度仮契約しても考え直したり。
大きな買物だけにとても慎重だったと思う。
半ば諦めかけていた時、坂の上の物件を見つけた。すぐに内覧させてもらう。
私はダイニングへ直行、Tさんはバルコニーへ。
見た瞬間、即決だった。

家1.jpg

これを逃したらこれ以上の物件には出会えない確信があった。
眺望は最高!開放感もある、空も大きい、富士山も眺められるなんて!
目の前には桜の木が立ち、春を想像した後、
新緑の季節にグリーンを眺めながら、ここで食事するシーンを想像した。
写真は緑を眺めながらのランチタイムのひととき。

家2.jpg

日が沈んだ後も美しい。
右下に富士山、空のグラデーションにいつもため息が出る。

家3.jpg

春、ワイン片手に満開の夜桜を眺められるなんて夢のようだった。

家4.jpg

昨年の雪が降った日、
窓を開けると美しい別世界を眺めることもできたよ。
坂の上に決めた時、頭の中に季節のメリーゴーランドが浮かんだんだ。

私は南向きのリビング・ダイニングが気に入った。
いくつかの部屋をひとつにした26帖のLD、
キッチンの壁の広さに憧れのシェルフを重ねてみる。
ここしかない!坂の上に決めよう、即決しました。
家具は私の愛機Rolleiflexと同じ、
遥か遠く海を越えて大事に受け継がれてきたものが好き。
キッチンの背面壁に色を付け、
そこにずっと憧れていたデンマークのデザイナー、
Kai KristiansenのWall shelfを取り付けた。
いつか自分の家にどうしても、どうしても付けたいと願い、
購入前から紙にシェルフをスケッチ、器を置いた感じをイメージして、
何度もラフデザインを描いたりしたなぁ。

家5.jpg

タカラモノや器がここになかよく並ぶ様子、なによりも幸せで、
坂の上で、念願の好きなものに囲まれた暮らしをスタートすることができた。
見える収納にはデメリットもある。掃除が大変。
すべて棚から器を出さなければならない。
それでもヴィンテージのチーク材の板に心を込めてワックスがけをして、
ひとつひとつタカラモノをシェルフに戻す作業は、
私にとって至福の時間。
ピカピカの棚を見ると、ありがとね!って、
タカラモノが言ってくれてるようで嬉しいんだ。

家6.jpg

坂の上で私たちがいちばん過ごす場所、リビング。
ここでの暮らしに合わせて、3人掛けのソファーを購入した。
何度もショップを見てまわりデンマークのデザイナー、
Ole Wanscherの繊細なアームデザインに決めた。
落ち着いたやさしい色味は他の家具とのバランスも絶妙だったから。
休日はここへ並んで腰掛けたり、それぞれの時間を楽しむ。
ハイバックチェアは、最近の仲間入り。
仕事を頑張るTさんに、自宅作業の多い自分へのご褒美に。

壁はキッチンとは対象的に、リビングはすっきりと。
旅で買い集めたフレームやここに飾りたいと決めていた10watt chikuni、
作家Takeshiさんの作品、book on the wallは、
季節によって私の好きな洋書や写真集を飾ってる。
右の枝はTakeshiさんからいただいて、並べて飾ったらピッタリ。
きっとうちへ来るために拾われてきたんだねとますます愛おしくなる。
アクセサリーや帽子をかけたりね、その時の気分で楽しんでます。

写真7.jpg

キッチンへ立つと、目の前にリビングの壁が広がり、
ソファへ腰掛けると、キッチンのタカラモノが並ぶシェルフが見渡せる。
坂の上に決めたから、
こうして自分たちが思い描いていた暮らしをスタートできた。
こだわりを妥協することなく、とことん探して歩いて、
本当によかった。

坂の上での暮らしのこと、書き足りない(笑)
また、寝室のこだわり、植物と花のある暮らし、
綴らせてくださいね。
暮らしを豊かにする努力を、私はこの先もずっと続けたい。

こだわりを自分らしくカタチに、
坂の上での暮らしがさらに楽しく、
そして心地よく過ごせる日々がずっと続きますように。

 

 
mikiProfile.jpg

MIKI IMAI
モデル/フォトグラファー

 

20代からフィルムカメラで旅の記録を撮り始め、その後ドイツ製のカメラ、Rolleiflexと出合う。Rolleflexで撮った旅の写真と思い出を綴ったサイト rollel-life.com や、ライフスタイルを紹介したインスタグラム miki_rollei_life は温かみのある写真と文章が人気。現在はフードやファッションなどの広告写真を撮影するフォトグラファーとして、また自身もモデルとして数々のCMや雑誌で活躍中。Prestige所属

 

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