子どもたちの反逆で、浄化槽がイチゴミルク工場に!?

Culture 2017.03.10

『世界でいちばんのイチゴミルクのつくり方』

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ドイツ、ボラースドルフは欧州の中心に位置し、平均点の村として大手調査会社の消費者モニター特区となる。真新しい規格品に飛びつく村人たちに会社は上機嫌。村の画一化に反旗を翻すのはちびっこギャングみたいな4歳児たちだ。施設に隠棲していた老人たちの知恵を借り、村のインフラを担う要所にスクラップ&ビルドの奇策を講じる。子どもたちが首謀者となって村は活気づき、映画も破天荒なスラップスティックコメディへとアクセルを踏む。監督は『ツバル』の異才。

『世界でいちばんのイチゴミルクのつくり方』
監督・共同脚本/ファイト・ヘルマー 
2014年、ドイツ映画 83分
配給/エデン、ポニーキャニオン
109シネマズ二子玉川ほか全国にて公開中
www.sekaideichiban.com

*「フィガロジャポン」2017年4月号より抜粋

réalisation : TAKASHI GOTO

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