GINZA SIXでしたい10のこと。 もっと身近にアートを楽しむ「銀座 蔦屋書店」が誕生!

Culture 2017.04.20

#09 銀座 蔦屋書店で、アートに触れる、感じる、考える。

「あなたにとってアートとは?」と聞かれたら、どう答えますか? 普段から親しんでいる人も、ちょっと敷居が高いと感じている人も、アートに対する新しい発見があり、自分なりの視点が見つかる。そんな書店に出かけてみよう。

■ 世界中から集められた6万冊のアートブックがここに。

「アートの民主化」を標榜し、生活の中でのアートの楽しみ方を提案していく銀座 蔦屋書店。店内のラインナップはすべてアートにまつわるもので、その数は世界一とも言える約6万冊。国内外の写真集や画集はもちろんのこと、図録やオークションブックのアーカイブも充実。初心者から上級者まで、どんな人が訪れても興味やニーズが満たされるはずだ。併設された「スターバックス リザーブ® バー」では、希少な豆と抽出機を用いたコーヒーやアルコールメニューも提供。アートブックを眺めながら、くつろいだひと時を過ごすことができる。

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中央の吹き抜けスペースは、自然光が入る心地の良い空間。日本建築の櫓をイメージして作られた書架がそびえ、イベントスペースとしても活用される。

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海外では「SUMO BOOK」とも呼ばれる、大型のアートブックも豊富に揃う。ページをめくるごとに、絵画や写真の美しさをダイナミックに感じられるのが魅力。

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コーヒーを飲みながらアートを眺めたり、アートブックを広げることもできる。

≫ 書店に併設されたギャラリーで、アートに親しむ。

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■ もっと身近に、アートに触れる体験を。

アートブックだけでなく、アートそのものの展示・販売も行う銀座 蔦屋書店。フロアの一角にはギャラリー「THE CLUB」を構え、日本では目にする機会の少ない海外のコンテンポラリーアートや東洋の古美術を展示。キュレーションを担当するのは、マネージングディレクターの山下有佳子氏と、ベルギー出身のディレクター、チャールズ・リベール氏。「銀座というロケーションを意識しながら、2人のバランスをミックスさせた提案をしていきたい」と、山下氏は語る。

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オープニング展では、十五夜の満月前夜を愛でる「待宵」の美意識に、西洋の感性を組み合わせた。フォンダシオン ルイ・ヴィトンでのインスタレーションが記憶に新しいダニエル・ビュランの作品や、黒田泰蔵による白磁作品など16点を展示。

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書店からギャラリーがシームレスにつながっていることで、アートから本へ、本からアートへといった知のシナジーが生まれそう。

待宵の美
会期:2017年4月20日(木)~6月30日(金)
開場時間 11:00~19:00

≫ 世界に誇る、日本文化の魅力を再確認。

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■ いまも昔も、日本の文化は面白い!

歌舞伎、浮世絵など、和の伝統文化や遊郭、春画など江戸時代の風俗、建築、アニメ、マンガといった現代の東京カルチャーまで、日本文化の今昔にフォーカスし、その魅力も発信。世界に誇る工芸品、日本刀を専門で扱うコーナーでは、400年続く刀匠一門による現代刀を中心に、骨董品の装具や関連書籍も充実。日本酒や日本茶、北斎グッズなど、ギフトやお土産に最適な食品や雑貨も手に入る。

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迫力たっぷりの日本刀コーナーでは、オーダーメイドの刀も受注。日本刀をモチーフにしたマスキングテープや付箋など、オリジナル雑貨も手に入る。

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伝統的なものから現代の道具まで、日本の美しいプロダクトデザインを紹介し話題になった「WA-The Essential of Japanese Design」の翻訳版を先行発売。

GINZA SIXでしたい10のこと。INDEXはこちら》

photos:MINO INOUE

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