キューバの歌姫ダイメ・アロセナが贈る新作。

Culture 2017.05.19

新進が挑んだ、キューバ音楽の温故知新。
『キューバフォニア』/ダイメ・アロセナ

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ビート ¥2,376

ラテンの薫りがほのかに漂うジャジーなボーカリストとして、鳴り物入りでデビューしたキューバの歌姫による2作目。大胆にビッグバンドやストリングスを導入するなど、シンプルだった前作からはいい意味でサウンドが大きく飛躍している。伝統的なキューバのリズムも積極的に取り入れながらも、新しい感覚にアップデートしているのが彼女流。もちろん、陰影を見事に表現した歌の力があるからこそ。新潮流になりそうな予感だ。

*『フィガロジャポン』2017年5月号より抜粋

réalisation : HITOSHI KURIMOTO

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