魅惑の片岡義男ワールドを
堪能できる連作短編集。

フィガロが選ぶ、今月の5冊[2016.07.15~]

『と、彼女は言った』


短編の名手として近年再び人気を集めている片岡義男。今年3冊目となる新刊は小説家を主人公にした連作短編集。7編のうち『人生は野菜スープ』は同じタイトルの短編が80年代にもあって、一世を風靡した当時と比べても、乾いた文体、洒脱な会話、この作家ならではのスタイルが貫かれている。一杯のコーヒーをきっかけに主人公と友人とその妻、3人の間に流れた時間を描き出す『おでんの卵を半分こ』にはおでんやヌード写真といったモチーフも登場するが、いかにスタイリッシュに描かれているか味わってみて。魅惑の片岡ワールドはクセになる。

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