石井ゆかり 2017年下半期の「星の時間」を読む!

特集

さまざまな関わりと、関わりから生まれる「力」の可能性。

2017年の下半期は、かなり大きな星の動きが重なっていく、とてもドラマティックな時間となっています。その山場は3つ、8月、10月、そして12月です。

まず8月は、水瓶座で月食が、そして、獅子座で日食が起こります。8月8日の月食は日本からでも部分月食が見られます。また、22日はアメリカ大陸などで皆既日食を見ることができます。月食・日食は「特別な満月・新月」ですが、このタイミングでは特に、木星や天王星と角度を結んでおり、社会的に驚きを伴うような大きな変化が起こるというイメージをまとっています。8日と22日にピンポイントで変化が起こる、というよりは8月という月全体が、大きな変化の節目となっている、というイメージです。この月を境に、個人の人生もおおいに変化していくでしょう。とはいえ、獅子座-水瓶座という食のラインは、決して「座して待つ」ような受け身の世界ではありません。獅子座は特に、自らの意志で動く能動的な世界ですし、水瓶座もまた、理想と自由のために古い常識を飛び越えていくような、とてもアクティブな世界です。良きもの、美しいもの、強いものを目指して、多くの人が「英雄」となるような時間が、この8月なのかもしれません。

さらに10月は、木星が天秤座から蠍座へと移動します。木星は昨年の9月から天秤座に位置し、多くの関係性の変化が起こることを示してきました。一対一のパートナーシップから国際関係にいたるまで、この時期、細かい関係性の確認や再編が起こってきた気がします。かつては「集団」として動いていたものが、今やひとつひとつの繋がりの糸を、区別する必要も出てきたのかもしれません。10月に入ると、今度はそのひとつひとつの繋がりの中で個別の具体的な利害の調整が行われていくことになるでしょう。たとえば、「契約書」は「関わりの形」ですが、その契約のうえに展開していく関係そのものは、個別の内容で詰まっています。

「 結婚」は1種類しかありませんが、結婚したふたりの人間の間に起こることは、まさに千差万別です。ある形を決めたところで、「その先」にある内容を成熟させ、さらに、「融合」させていくのが、この10月10日から2018年にまたがるプロセスと言えるでしょう。

また、9月から10月頃には、金星と火星が乙女座から天秤座で待ち合わせをします。この時期「他者」への建設的・生産的な関心や情熱が物事を動かす原動力となるでしょう。関わること、世話をすること、可能性を引き出すこと、人に対して愛を持って待ち、働きかけ、コミットすること。このような、人と人との関わりの中でも、もっともプリミティブな接触が私たちの関係性を原点に引き戻し、新しい生命力を吹き込んでくれるかもしれません。言葉ではなく、肩を抱いて傷の手当てをすることで伝わるものがこの時期、クローズアップされるかもしれません。

年末、12月20日には土星が射手座から山羊座へと移動します。2015年頃に土星が射手座に入ってから、世界情勢、国際関係の変化は、私たちを驚かせてきました。当事者がまさか、というようなイギリスのEU離脱、アメリカ大統領選挙ほか、世の中を分ける境界線のイメージと、何より「世界」を捉える人々の眼差しが大きく変化したことに不安や怒り、恐怖を感じている人も少なくないようです。土星が歩を進める山羊座は「力」の星座であり、守備の星座、権威の星座、境界線の星座です。ここから2020年頃にかけて、世の中に新しい境界線が引かれ、それが受け入れられていくというプロセスが展開していくのかもしれません。土星は山羊座を支配する星で、すでにある冥王星とともに、世の中を動かしている権力、財力、政治力など限りなく大きな人間の力、目に見えない集団の力を象徴しています。私たちは不思議な存在で、この世の中に所属し、世の中そのものでありながら、世の中を動かす力は「どこか別の所にある」と感じています。大河の一滴であり、大河そのものでありながら大河の流れを変えることはできない、というのが生活者の実感というものなのかもしれませんがそれでも、この山羊座土星の時間の中では私たちこそが大河であり、社会であるということを、より強く意識して生きることができるのではないかと思います。

 

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Horoscope : Ishii yukari / Illustlation : Chihiro Yoshii

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