編集KIMのシネマに片想い

フランス映画祭レポート① 今年は豊作!!!!

編集KIMのシネマに片想い

こんにちは、編集KIMです。
90年代には、横浜で大々的に行われていたフランス映画祭。現在は規模が小さくなってしまってはいるのですが、フランス文化と映画を愛する人々のエネルギーは健在で、
映画祭の上映に足を運ぶと観客がいっぱい! 今年はフランス映画界の重鎮が集まってきて、カトリーヌ・ドヌーヴとイザベル・ユペールが同時に有楽町マリオンのTOHOシネマズ日劇の舞台に立ち、かつそこに北野武監督がジョインする、というすごいことになっていました。

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左にカトリーヌ・ドヌーヴ、右にイザベル・ユペールというフランス映画界の宝石のような女優たちに囲まれた北野武監督。ユペールさまはパンツスーツ姿。取材時もパンツスタイルで細身のラインが美しかったです。Tシャツ、シップアップブルゾンというスポーティな装いでした。ユペールは、取材時の洋服はすべてパリにてご自身で手配してきてくれます。そういうのもさすが!
photo : ©️吉田(白畑)留美

ここは世界3大映画祭なみ?っていうのは大袈裟か……?
この映画祭のために出会った作品、フランス映画人、などについてレポートします。

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右から2番目が注目新進女優ルー・ドゥ・ラージュ。『夜明けの祈り』主演です。
photo : ©️吉田(白畑)留美

6月20日、午前中。
KIMすごい風邪引いちまいました……。ここで、帝国ホテルに撮影の下見。今回フランス映画祭のために集まった映画人たちはこちらに宿泊していました。10月号(8/19発売)では、イザベル・ユペール主演作『エル ELLE』を大きく取り上げ、女性が主役の、女性の生き方や強さ、美しさが、素晴らしく描写されている作品たちを他にも紹介します。
で、ユペールさまとヴァーホーヴェン監督を一緒にインタビューし、男女の密室のムードがある写真撮影を成功させるべく、帝国ホテルの部屋の下見に参りました次第。

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このKIMが撮った素っ気ない1枚の写真が、フィガロジャポンでもファッション撮影を多くしてくれている荒井俊哉さんの手にかかるとどんなに素晴らしくなるか、ユペールとヴァ―ホーヴェンという「役者」が揃うとどんな風に仕上がるか、乞うご期待!

そして緊張の6月22日。
午前中は、『夜明けの祈り』(2016年)のアンヌ・フォンテーヌ監督の取材。今回、11作の新作とアラン・ドロン主演の70年代の作品『チェイサー』計12本が上映されるのですが、うち半分の6作品が女性監督によるものです。
アンヌ・ファンテーヌ監督といえば、ガブリエル・シャネルを主題にしてシャネル役をオドレイ・トトゥが演じた『ココ・アヴァン・シャネル』(09年)、『美しい絵の崩壊』(13年)では大人の女と若き男の恋などを描き、女性の心理や生き方を深く洞察した作品を発表してきました。
今作『夜明けの祈り』では、戦争のはざまで生き抜く修道女たちがソ連の兵にレイプされてしまい、お腹に宿した命をどうするか、信仰との間で揺れる……自らの行く末を、訪れたフランス人医師とともに模索する、という重いテーマ。
主人公の女医を演じるのは、ルー・ドゥ・ラージュ。フランスでは大人気の注目女優で、本国版マダムフィガロではしょっちゅう紹介されていますが、日本で彼女の主演作が公開されるのはこれが初です。今回来日もしていましたよ(最初の写真、見てください)。キュートでおしゃれなパリジェンヌです。

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『夜明けの祈り』 ●監督/アンヌ・フォンテーヌ ●出演/ルー・ドゥ・ラージュ、アガタ・ブゼク、アガタ・クレシャ ●2016年、フランス・ポーランド映画 ●115分 ●配給/ロングライド ●8月5日より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開
©2015 MANDARIN CINÉMA AEROPLAN FILM/ANNA WLOCH

アンヌ・フォンテーヌ監督のインタビューは10月号に紹介されますが、お会いした印象は、背筋の伸びた、静やかな動作の大人の女性。白い肌にプラムカラーのネイルがとてもよく似合う。リップはフランスに生きる女性らしく真っ赤です。今回の作品の準備は、入念に緻密に、しかし想像力豊かに、事実だけがシンプルに書かれた女医の日記から肉付けしていったそう。
詳しくは映画ライター久保玲子さんによるインタビュー、読んでくださいね!

6月22日の夜は有楽町マリオンが、映画の殿堂になった華やかなオープニングとなりました。
今回の団長であるカトリーヌ・ドヌーヴを過去の映画の名シーンをつなぎ合わせて、シネマのミューズとして紹介するショートフィルムが上映されたのですが、これが素晴らしく、なんだか観ているだけで涙出てきました。
フランス映画の夢、みたいな存在ですね、ドヌーヴさまは。そして、最後に登場した北野武監督を間にはさんで両脇にドヌーヴさまとユペールさまが立ち、北野監督が「カトリーヌさんやイザベルさんの作品に影響受けました」と、壇上の他の誰も知らないニッポン時事ネタの後にぽつりと言ったのが印象的でした!

この後、フランス大使館でのパーティがあったのですが、KIMは残念ながら行けませんでした……。
6月23日、24日は、今度レポートが出ますが、フィガロ ドライブ・インシアターイベントが大磯で催されたため。映画にまみれた狂おしく楽しい週末でした!

ちなみに、フランス大使館へはオフィシャルカーとして、ルノーの限定車「ルノー キャプチャー カンヌ」ほか、ルノーのオフィシャルカーでフランス映画界のスターたちが運ばれていったそうです!

第2回目以降では、インタビュー取材した作品と、今回のフランス映画祭で上映された作品でKIMが観た作品に関して、みどころなどお伝えしますね~。

 

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