石井ゆかりの星占い

情緒ある文体でつづられる12星座占いが大人気の石井ゆかりさんによる星占い。
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2017年の星占い

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てんびん座   09.23 - 10.23

自分では測れない、自分の成長。 コミュニケーションという「使命」。

「ちまきたべたべ 兄さんが はかってくれた せいのたけ」という童謡もありますが、たしかに、身長を自分ひとりで測るのは、けっこう難しいのではないかと思います。誰かに見てもらって、しるしをつけてもらって初めて、自分自身もその目盛りと高さを見ることができます。2017年、天秤座の人々は素晴らしい成長期にありますが、特に上半期に特徴的なのは、「その成長を何らかの形で『測ってくれる人』がいる」という点です。自分ひとりでは、自分の変化や成長の度合いはなかなか分かりません。でも、「誰か」が貴方に向き合ってくれ、近づいてくれて、貴方のことをちゃんと教えてくれようとしたなら、自分がどんなふうに変わったか、ある程度以上に理解できます。たとえば誰かに「貴方は、本当はどうしたいの?」と強く尋ねられてそこで初めて、自分自身も自分の本心に気づく、ということさえあります。この上半期、貴方は「自分以外の誰か」の存在を通して、今の自分が大きな変化を遂げつつあるということ、そして、自分が一体何を望んでいるのかということについて、常にフィードバックを受け取りながら成長していけるのだろうと思います。

この上半期は「仲間」もまた、貴方の人生に大きな意味を持つことになりそうです。たとえば、仲間の誰かが人生の大きな転機を迎え、そこから貴方を取り巻く人間関係が変化したり、ある種の「独立」が可能になったりするのかもしれません。学生時代、いつも友だちと一緒に行動していたような子も、大人になる過程で、いつかは自分ひとりで判断し行動することになります。あるいは、自分自身の足で、独立独歩で進んでいるつもりでも無意識に人を頼っていたり、誰かが無言で支えていてくれたりする状態にずっと気づかずにいる人もいます。そうした、継続的に人に頼る状態からの離脱を「仲間」が意外な方法で手助けしてくれる可能性があるのです。または、ずっと「知り合い」のようなうっすらとした関係だった誰かが突然の出来事をきっかけに、頼れる仲間となってくれる、といったことも起こるかもしれません。

2015年ごろからコツコツ学び続けている人にとっては、2017年はその「総仕上げ」の時期に当たっています。たとえば、これまで取材したり、調査したりして蓄積した資料をここで深く分析し、考察を加えて、一編の論文にまとめ上げるといった作業に取り組む人もいるでしょう。あるいは、ここで資格を取得したり、学んだ知識を武器として転職するなど、学んだことを「形にする」ことになるのかもしれません。長い間、静かに語り続けてきたことが、誰かにやっと伝わったり、少しずつ綴り続けた物語が完成したりする場面もあるかもしれません。コミュニケーションは、楽しみのためや、自分を安心させるため、情報交換や、お互いのつながりを確認するためなど、いろいろな目的を持って行われるものですが、この時期の貴方のコミュニケーションには、ある種の「使命・責務」が伴っているように見えます。この上半期、貴方はずっと探究してきた何らかのテーマについてさらに深く考え、それを誰かに伝える責任を果たすことになるのかもしれません。

9.23-10.4 生まれの貴方

自分の果たすべき役割について、心からの納得が生まれる。

「なぜこの役目を引き受けなければならないのか?」「なぜこれが自分の責任なのか?」「これが本当に自分がやるべきことなのか?」などなど、私たちは自分が日々担っているさまざまな「役割」について、その根拠や必然性を問いたくなることがあります。他の人のほうが上手くできるのでは、とか、本来自分が背負うべきことではないのでは、自分が取り組む筋合いはないかも、など、日々ちゃんとこなしているタスクについても、どこか「信じられない」状態で進めている人もいるかもしれません。2011年頃から特に、「なぜこれを自分がやるのか?」という疑問を心の中にずっとあたため続けていた人が多いだろうと思うのですがその疑問・謎が、この2017年の年明けとともに、静かに解決していくようです。これは、確かな答えが見つかる、というよりは、「なぜかその疑問にこだわらなくてよくなる」「言葉では説明できない、深い納得が生まれる」ような変化であるようです。1月、貴方の才能や創意工夫を、日々の役割の中に美しく生かすことができます。これが「謎の解決」につながるのかもしれません。1月末には「愛が生まれる」ような変化も起こるでしょう。年明けに家のことで混乱していた人も、1月後半にはスッキリしそうです。2月は人間関係が勢いを増し、熱を帯びます。刺激的な出会いがあったり、魅力的な人物が貴方を強く誘ったりするかもしれません。このドラマは、3月後半から4月頭、そして4月末から5月中旬へと、断続的に展開して行きます。ここで得た人間関係は、貴方を精神的に大きく成長させてくれます。あるいは、遠い場所に貴方を連れて行ってくれるかもしれません。6月は非常に忙しい時期です。仕事や対外的な活動に関して「勝負」できるチャンスが巡ってくるでしょう。愛に追い風が吹くのは1月末、2月の特に前半、3月後半から4月頭、4月末から5月中旬です。

10.5-10.15 生まれの貴方

隠された宝を掘り出すべき「機」が熟す。

地下に財宝が埋められ、隠されるのは、その時期にはまだ、財宝を「使う」ことができないからです。何らかの理由で「今すぐには使えない宝物・力・道具」というのが、私たちの人生にも、けっこうあるのかもしれません。たとえば、制服で通学する学生時代には、日常的にあまりファッションセンスを発揮する機会がありません。女性としての魅力とか、賭け事における勝負強さ、舞台度胸といったようなものも、ある程度の年齢にならないと用いる場面が巡ってきませんし、用いたとしても、あまり安定的には発揮できないでしょう。おそらく大人になってからでも、人間的成熟や「機が熟す」のを待たないと出せない力、というものがあるのではないかと思います。2017年上半期、貴方がずっと秘めてきた、ある「力・財宝」を、いよいよ取り出す「秋(とき)」が巡ってきます。何らかの出来事や状況の変化がきっかけとなり、秘めた力が表に現れた瞬間、周囲はもちろんのこと、誰よりも貴方自身が「こんな力が自分にもあったのか!」と、激しい驚きを感じるだろうと思います。1月は年明け早々かなり忙しくなりそうです。雑務が山のように持ち込まれるかもしれませんが、貴方らしいやり方で捌けるでしょう。2月中程から、人間関係が賑やかになってきます。ドラマティックな出会いや、タフな交渉事が発生しそうです。5月は遠出する人が多いでしょう。ここでの遠出も、貴方を待っている誰かに会いに行くことが目的となるのかもしれません。6月は人のサポートに恵まれます。特に、貴方が不得意なことを引き受けてもらえたり、物質的な援助がもたらされたりするようです。愛に追い風が吹くのは2月半ばから3月中旬、5月後半です。

101.6-10.23 生まれの貴方

「世代交代」を引き受けた時、新しく見える風景。

自分が子どもを持って初めて親の気持ちを知るとか、自分が教える立場になって初めて先生の思いに気づく、など自分がかつて見上げていた立場に、自分が立つようになって初めて分かることが、たくさんあります。この現象の面白い点は、ただその世界を見る立ち位置が変わっただけで、過去も今も、ほぼ同じ景色を見ている、という点です。同じ景色を見ていたのに「相手の気持ちがまったく分からなかった」ことの衝撃は、小さくありません。なぜなら、同時に自分もまた、かつての自分のような目の前の相手に、今の気持ちを理解してはもらえないと知らされるからです。それでも「世代交代」は、先を行くものの願いであり、後から来るものの憧れです。2017年上半期、貴方はかなりダイナミックな形で「世代交代」を引き受けることになります。相手が王様で、貴方が王位の継承者です。見上げていた者の立場に立ち、新しい景色を見た時、新しい自分自身にもまた、気づかされるのだろうと思います。年明けはとても楽しく、キラキラした雰囲気に包まれています。懐かしい場所を訪れる人も少なくないでしょう。1月後半から2月頭は、非常に忙しくなります。新しい役割を引き受けたり、自らあるポジションを買って出る人もいそうです。2月前半、不思議な縁がつながって、ひとつのチームやネットワークを形成できるかもしれません。貴方がリーダーとなるはずです。2月末から3月上旬にかけては、誰かと真正面から向き合い、相手と、さらに自分自身と対話を重ねることになるでしょう。5月末から6月上旬は、非常にアクティブで力強い流れの中にあります。仲間とともに冒険の旅に出る人も多そうです。愛に追い風が吹くのは1月頭、2月下旬、5月末から6月上旬です。

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12星座別占い

Horoscope : Ishii yukari / Illustlation : Chihiro Yoshii

石井ゆかりプロフィール

独学で星占いを習得し、2000年よりWEBサイト「筋トレ」をスタート。毎週の12星座占いなど、幅広い層から共感を得ている。そして2010年は各星座を1冊ずつにまとめた『12星座シリーズ』(各¥1,000 WAVE出版刊)が話題に。そのほか『愛する人に。』(¥1,260 幻冬舎コミックス刊)では普遍的な恋愛Q&A集として、恋のハウツーに疲れた女子に強く支持されている。

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