キャラメルが告げる、ビター&スイートな秋の始まり。

夏の余韻を感じながら、心はすっかり秋模様。季節の変わり目に恋しくなるのが、ほろ苦くて甘いキャラメルのフレーバー。砂糖を焦がすことで生まれる独特な香りと風味は、小麦の中に溶け込むとまるでワインのような複雑さを醸し出す。フルーツやナッツとの相性の良さは言うまでもなく、時には思いがけない駆け引きを展開することも。ひとくちで虜になってしまいそうなキャラメル・スイーツを手みやげに、秋の始まりを満喫して。

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写真手前:フランス ゲランド産ソルトキャラメルメープルシフォンケーキ(ホール 直径14cm ¥2,160、お好きなキャラメルソース1個付き)奥:ソルトキャラメルプリン 1個 ¥702(お好きなキャラメルソース1個付き) ※キャラメルソース単品は¥270で別途追加も可能。
プレート:「Plate 01」Moon night/グレー ¥10,800/KIKOF

ソルト&キャラメルの黄金比率で完成する、“キャラメルの魔法”。

「ル・モンディ アル・デ・ザール・シュクレ2012」をはじめ、世界的に権威ある国際洋菓子コンクールで数々の受賞歴をもつアンダーズ 東京のペストリーシェフ岡崎正輝氏。創造性に満ちた新作が次々に登場する虎ノ門ヒルズ1Fペストリーショップでは、今月末までキャラメルの魅力を意外なアプローチで提案する「ソルト&キャラメル セレクション」を展開中。メープルのほど良い甘さとフランス ゲランド産ソルトをベストバランスで組み合わせたきめ細やかなシフォンケーキと、スイート ジャーコレクションの中でも定番人気を誇るプリン。どちらも、岡崎シェフがセレクトした3種類の塩を駆使したソルトキャラメルソースをかけていただくという、ありそうでなかったユニークな提案が体験できる。友人たちとシェアするシーンであれば、ソースはぜひ3種すべてを揃えて。キャラメルの魔法で幾通りにも変化する風味を楽しみながら、ほんのりほろ苦い大人の味を堪能。

Andaz Tokyo|アンダーズ 東京 ペストリーショップ
東京都港区虎ノ門1-23-4 虎ノ門ヒルズ アンダーズ 東京 1F
Tel. 03-6830-7765
営)8:00〜20:00
※10月1日(土)より、8:00~20:00 (土・日・祝 10:00 ~ 20:00)
andaztokyodining.com

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夏の余韻を感じながら、心はすっかり秋模様。季節の変わり目に恋しくなるのが、ほろ苦くて甘いキャラメルのフレーバー。砂糖を焦がすことで生まれる独特な香りと風味は、小麦の中に溶け込むとまるでワインのような複雑さを醸し出す。フルーツやナッツとの相性の良さは言うまでもなく、時には思いがけない駆け引きを展開することも。ひとくちで虜になってしまいそうなキャラメル・スイーツを手みやげに、秋の始まりを満喫して。

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加塩バターを使い、ゲランドの塩とヘーゼルナッツ、クルミ、アーモンドの3種のナッツが入ったアンリ・ルルーの代表作「C.B.S.(セー・ベー・エス)と、甘酸っぱさとフルーティな味わいが特徴の「フランボワーズ」ほか、「ユズマッチャ」「オランジュ・ジャンジャンブル」の4セット¥1,080。9月14日~2017年3月31日までの期間限定で販売予定。
プレート:「Plate 03」Noon white ¥2,592/KIKOF

ひと目で恋に落ちる!? 見た目もキュートなキャラメルタルト。

キャラメルといえば外せない「アンリ・ルルー」。フランス・ブルターニュ発、世界で唯一のキャラメリエが作る生キャラメル「キャラメル ムゥ」はあまりにも有名だけど、そのキャラメル ムゥ1個分を流し込んだプティサイズのタルト「タルトレット・オ・キャラメル」は、“知る人ぞ知る”隠れた人気商品。サクサクッと食感のよいバター香るタルト生地と、口の中で優しくとろけるキャラメルのなめらかさが重なり合って、より奥深い味わいを展開。プティサイズでありながら、じっくりと時間をかけて味わいたい、ちょっと特別な余韻が体感できる。通常のパッケージは4個入りで、ボックスに詰め合わせのリクエストも可能。箱を開けた瞬間にパッと心がほころぶ見た目のキュートさも、キャラメルの魔法がなせる業かも?

HENRI LE ROUX|アンリ・ルルー
東京都新宿区新宿3-14-1
伊勢丹新宿店 本館地下1F=カフェ エ シュクレ
Tel. 03-3352-1111(代表)
営)10:30〜20:00   定休日は施設に準ずる
www.henri-leroux.com/

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夏の余韻を感じながら、心はすっかり秋模様。季節の変わり目に恋しくなるのが、ほろ苦くて甘いキャラメルのフレーバー。砂糖を焦がすことで生まれる独特な香りと風味は、小麦の中に溶け込むとまるでワインのような複雑さを醸し出す。フルーツやナッツとの相性の良さは言うまでもなく、時には思いがけない駆け引きを展開することも。ひとくちで虜になってしまいそうなキャラメル・スイーツを手みやげに、秋の始まりを満喫して。

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ちょっと特別な日や、目上の方への手みやげに選びたい。和光オリジナルのダークブラウンのパッケージ入り。「ケーク プラリネ」¥3,240(9月22日~2017年3月頃までの期間限定販売)
プレート:「Plate 01」Morning blue ¥10.800/KIKOF

贅沢に香り高い、“大人のキャラメル”を手みやげに。

和光の秋の新作として登場する「ケーク プラリネ」は、実りの秋を感じさせるスペシャルな焼菓子。粒選りのノワゼット(ヘーゼルナッツ)とプラリネ(アーモンド)をふんだんに練り込んだ生地には、隠し味のようなアプローチでキャラメルを融合。それぞれ別々にローストすることでより香ばしく風味を立たせたナッツ類と、そこにさらなる深みを添えるキャラメル香。焼き上がった表面にはうっすらとブラウンシュガーのカソナードを纏わせて、見た目はクラシックなキャトル・カールでありながら、歴史ある名店の誇りを感じる贅沢な仕様に感動。思わず赤ワインと合わせたくなる豊潤な香りと豊かな味わいは、これから徐々に深まりゆく秋のおもたせにもぴったり。

WAKO|和光アネックス グルメサロン
東京都中央区銀座4-8 和光アネックス地階
Tel.03-5250-3101
営)10:30〜19:30(日・祝 10:30~19:00)
www.wako.co.jp
<今月のうつわ>
陶器とは思えない薄さと軽さが特徴の、信楽焼の器「KIKOF(キコフ)」。滋賀県・琵琶湖周辺を拠点に活動する伝統工芸の技術者たちとグラフィックデザイナー「キギ」が共同開発するプロダクトブランドで、器は信楽焼の窯元・丸磁製陶株式会社とキギの出会いによって生まれた。八角形をベースに、紙で成型したような直線的なフォルムが印象的。琵琶湖の朝・昼・夕・月夜の湖面に映る色を表現した微妙な色のニュアンスが、スイーツの味わいをより一層引き立ててくれる。
公式サイト:www.kikof.jp

photos:TETSUO KITAGAWA, texte:AKARI MATSUURA, collaboration:KIKOF

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