龍眉虎ノ尾/西麻布/中華料理 変化に富んだメニューが楽しい、中国割烹。

中国料理で日本の四季を表現したい――。

用賀の田燕居など、200店以上の中華料理店を手がけてきた中島武社長の熱い想いから生まれた店。系列中国料理店のトップシェフたちが季節ごとに交代するシステムもユニークながら、特筆すべきは料理内容の妙味。

“中国割烹”と銘打つとおり、先付の「もろこし ウニすり流し」に始まるコースは、お椀代わりの薬膳スープあり、八寸仕立ての小菜5品盛り合わせありと、懐石料理を思わせながらも、料理は本格中華そのもの。
北京庶民の味、羊肉餅や砂鍋飯、クライマックスにはダイナミックな麻辣鍋と、中国各地方の名菜がコースの随所にちりばめられている。

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料理はすべて¥16,200のコースから。メインの「龍眉虎の尾麻辣鍋」。唐辛子の鍋で山形牛や羊のスペアリブなどをしゃぶしゃぶ風に味わう。旨味のある辛さに箸が止まらない。

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前菜の「小菜5品」。腐乳鯛、北海道若牛のタルタルなど。

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「甲州鶏薬膳湯」。ハスの実や草果など生薬がたっぷり入った滋養豊かな味。

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カウンターがおすすめ。

-gourmande memo-

日本の割烹のようにオートクチュールなサービスをと、夜は完全予約制で対応する。料理の内容は月替わりが基本だが、走り、旬、名残の食材や、その日のおすすめで日々変化していく。

龍眉虎ノ尾
東京都港区西麻布4-2-10
tel:03-3486-5560
営)11時30分〜14時30分L.O.、18時〜20時最終入店
休)日、祝
予算:昼¥1,000〜、夜¥20,000〜
座席数:テーブル12席、カウンター10席、10人用個室1室
www.kiwa-group.co.jp/restaurant/419

*『フィガロジャポン』2017年9月号より抜粋

texte : KEIKO MORIWAKI, photos : YU NAKANIWA

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