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石井ゆかりの星占い

情緒ある文体でつづられる12星座占いが大人気の石井ゆかりさんによる星占い。
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2012年の幸せ占い

2008年から2012年へと続く、「扉の時代」の最終段階へ。

2008年から2012年のうちの4年間は、大きな時代の節目であり、「扉」の期間である、ということを、すでにいろいろな場で書いてきました。特に、2011年は世界中で革命や災害が、多くの人の人生を変えていきました。その変化の大きさに私たちは息を呑み、まだそのショックの中を生きているような状態ではないかと思います。

冥王星、天王星、海王星という3つの星は、大きな時代の流れを司るような、動きの遅い星々です。これらの星が一気に星座を移動したのが、2008年からの一連の流れでした。冥王星が移動を開始した2008年にはリーマンショックを皮切りに世界経済の崩壊が起こり、2011年、年明けからリビアやエジプトでの革命が進み、天王星の移動と同時に東日本大震災が起こりました。冥王星は「破壊と再生」「隠された力」そして「財」を、天王星は「突発的な変化」「革命」「テクノロジー」を象徴する星です。まさにこれらの星の移動とともに、時代が変化した、と言えるような気がします。2011年はこのふたつの力が交差してかち合った年でもあり、隠された力が激しく解放されて、私たちを強く揺さぶったことに符合している ように思えます。

2012年はそんな時代の「扉」を、くぐり終える段階にあたっています。今年動くのは、海王星という星です。海王星は、冥王星や天王星のような爆発的なエネルギーとは、少し違った世界を象徴します。それはすなわち、具体的に言葉で表現するならば「宗教、精神、無意識、夢、美、芸術、音楽、ガス、石油、目に見えないもの、涙、救い、未知の世界、フ ァンタジー、海、靄、浸透、ドラッグ、酩酊、人の弱さ、人の心の深さ……」などとなります。捉えどころのない、アウトラインのハッキリしない世界ですが、でも人にとって、とても重要な力を象徴している星と言えると思うのです。

2012年、天王星と冥王星のぶつかり合いが象徴する、ガツンとした激しい変革の動きは、まだまだ続いていきそうです。さらに、災害や戦いによって焦土となった場所に、新しい生命力が次々と芽生えては、生き残るために、さらなる戦いを始めるかもしれません。そうした、命がけの戦いの中に、「利他」そのものを象徴するような星・海王星が、魚座という自分の家に帰って輝きを増すことに、私は不思議な安堵感を覚えます。魚座は水の星座であり、海王星に支配されていて、ゆえに海王星と同じ方向を向いている星座です。目に見えない人の心の力、芸術、人の弱さへの共感と救済、涙が持っている生命力などはすべて、魚座の世界に属するテーマです。こうした、一見弱そうに見えて、実は非常に大きな威力を持つものたちが、2012年、私たちに新しい道を示してくれるのではないか、という気がするのです。

Horoscope : Yukari Ishii / Illustlation : Lullroom
M・A・C メークアップ アーティストリー ディレクター、ジェームス・モロイ氏インタビュー!
Profile
石井ゆかり Yukari Ishii
独学で星占いを習得し、2000年よりWEBサイト「筋トレ」をスタート。毎週の12星座占いなど、幅広い層から共感を得ている。そして2010年は各星座を1冊ずつにまとめた『12星座シリーズ』(各¥1,000 WAVE出版刊)が話題に。そのほか『愛する人に。』(¥1,260 幻冬舎コミックス刊)では普遍的な恋愛Q&A集として、恋のハウツーに疲れた女子に強く支持されている。