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石井ゆかりの星占い

情緒ある文体でつづられる12星座占いが大人気の石井ゆかりさんによる星占い。
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2015年夏からの星占い

「変容」の最中には、
決して安易な答えにしがみつかない、
「あきらめの悪さ」が武器になる。

2015年の後半の星の動きには、3つのポイントがあります。
まずひとつめは、木星の移動です。
去年の夏から獅子座に滞在していた木星が、8月11日、隣の乙女座へと移動していきます。
木星は約1年にわたる成長のテーマを象徴する星です。
この8月を境に、成長すべき分野が変化する人も多いでしょう。
乙女座は豊穣の星座で、現実的かつ具体的な成長を模索します。
「正しい道を探し、その道をひたむきに進みたい」という方向性を持つ星座でもあります。
乙女座の世界では、「努力・勤勉」は大前提であり、
問題は「どんな方向に向かって努力してゆくか」ということなのです。
「努力すれば何でも叶う、というわけではない」とは昨今、よく聞くフレーズですが、
これは、努力する方向性を間違うと、ずっと同じ場所で足踏みを続けるのと変わらない、
ということなのだろうと思います。
2015年の8月以降、多くの人が「自分はどの方向に向かって努力すべきなのか」ということを
それぞれに探し始めるだろうと思います。
方向性がすでに定まっている人もいれば、この時期にそれを見いだす人もいるでしょう。
あるいは、なかなか方向が見いだせずにもがく人も少なくないかもしれませんが、
決して「安易な答えを求めない」ことも、乙女座の世界の大きなテーマと言えます。
答えが決まらない状態でも、あきらめず粘り強く探し続ける限り、
繰り返される変容と変更の中から、何事かが生まれてくるのだろうと思います。

ふたつめは、金星の獅子座での長期滞在です。
6月から10月上旬まで、金星が獅子座に居続けるのです。
金星は愛と美と豊かさの星であり、獅子座は自己表現と誇り高さを担う、太陽の星座です。
この期間、芸術やエンターテインメントの世界は強い脚光を浴びるでしょうし、
華やかな愛や結婚、出産などにまつわる話題にも事欠かないでしょう。
子育てへの関心も今まで以上に強まるのではないかと思います。

3つめは土星の射手座入りです。射手座は乙女座と同じ「柔軟宮」に属します。
柔軟宮は、ふたつの世界の境界線を担う星座で、変化やシフトを象徴します。
土星は約2年半に1度居を変えますが、ここから先、「決して変わらない」と思えた
システムや仕組みが、大きく変化し始めるかもしれません。

Horoscope : Yukari Ishii / Illustlation : Lullroom
Profile
石井ゆかり Yukari Ishii
独学で星占いを習得し、2000年よりWEBサイト「筋トレ」をスタート。毎週の12星座占いなど、幅広い層から共感を得ている。そして2010年は各星座を1冊ずつにまとめた『12星座シリーズ』(各¥1,000 WAVE出版刊)が話題に。そのほか『愛する人に。』(¥1,260 幻冬舎コミックス刊)では普遍的な恋愛Q&A集として、恋のハウツーに疲れた女子に強く支持されている。