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石井ゆかりの星占い

情緒ある文体でつづられる12星座占いが大人気の石井ゆかりさんによる星占い。
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2015年のメッセージ

愛と情熱の交差する春から初夏、
「次の時間」へのブリッジとなる夏から初秋、
外界への境界線を越える時間に入る秋から冬。

2015年は、その全体が3つの時間帯に分かれているように見えます。
まずひとつめの時間帯は、年明けから6月ごろです。
この間、火星と金星はホロスコープの左半分をじゃれ合うようにして進み、
特に2月から4月にかけ、牡羊座を軸として印象的な星の配置が立て続けに起こります。
愛と情熱、独立心と野心が相互にぶつかり合い、
2010年ごろから人々が目指している「新しいものを勝ちとろうとする動き」が、
ぐいぐいと勢いよく展開していくようなイメージが湧きます。
特に3月末から4月上旬にかけての日食・月食のタイミングでは
過去4年ほどの中で模索してきた「改革」のプロセスの最終段階に入り、
物事を「ブレイク」させる人も少なくないはずです。

ふたつめの時間帯は、6月から9月にかけての「ブリッジ」の季節です。
獅子座木星の時間帯から、乙女座木星の時間帯へ、
蠍座土星の時間帯から、射手座土星の時間帯へ、
約1年ごとの節目と、約2年半の節目が重なっているのです。
獅子座から乙女座へ、蠍座から射手座へというシフトは、少々似たところがあります。
それは、「自分」から「他者・外界」へと出て行くような動きである点です。
私たちは最初に「自分の望み」や「自分の情熱」を抱き、それに沿って行動します。
ですがその先では、「他者の望み」や「他者の情熱」に出会い、理解しなければなりません。
2015年の夏から秋の「ブリッジ」は、「自分の思い」から「他者の思い」へと、
外に出て行くような時間帯と言えるかもしれません。
6月から10月上旬は、金星が火星と絡み合いつつ獅子座-乙女座に長期滞在します。
他者の思いに出会った時こそ、その前段階の「自分の思い」がブレてはなりません。
自分の思いを確かに胸に掴みながら、柔軟に他者に出会っていく、そんな夏となりそうです。

3つめの時間は、10月から翌2016年にかけての時間帯です。
バタバタと駆け抜けるような年の前半を終えて、
ここから先の長期的な計画を綿密に立てていくようなタイミングと言えます。
特に、乙女座に3つの星が集中する秋は、ここから2016年にかけて実現したいことを
現実的に、緻密に計画し、行動を起こせる時期となっています。
前回、土星が射手座にあったのは1985年から1988年ごろ、
ちょうど、東西冷戦が終結に向かって動き始めた時期でした。
射手座は「外界」「未知の世界」「旅」を象徴する、グローバルな視野を持つ星座です。
この星座に「時間」と「境界線」を司る星である土星が歩を進める2015年以降、
私たちは心の中にある壁をまたいくつか、越えて行くことができるのかもしれません。

Horoscope : Yukari Ishii / Illustlation : Lullroom
Profile
石井ゆかり Yukari Ishii
独学で星占いを習得し、2000年よりWEBサイト「筋トレ」をスタート。毎週の12星座占いなど、幅広い層から共感を得ている。そして2010年は各星座を1冊ずつにまとめた『12星座シリーズ』(各¥1,000 WAVE出版刊)が話題に。そのほか『愛する人に。』(¥1,260 幻冬舎コミックス刊)では普遍的な恋愛Q&A集として、恋のハウツーに疲れた女子に強く支持されている。