Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

美しきヴィオレット・ヴェルディへのオマージュ

今シーズン最初のバレエ鑑賞はオペラ・ガルニエ宮へ。

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金属探知ゲートももう珍しくない感じ…と思いながらくぐり、中へ入ろうとしたその時。私の数人前にいた大柄で両手にたくさんの荷物を持った一見ちょっと怪しい男性がゲートを通過後のチケットチェックの時にチケットを持ってない…!なのに強引に中に入ろうとして、ちょっと緊張が走りました。

フランス語、英語ともにできないらしいその男性はなにやら大声で繰り返す。なんとか係員さんに(私にも)聞き取れたのは「スーベニア!」という単語。その男性はギフトショップへ行きたかったのでした…。

以前にもこんなことがあったけれど、どうでもないことにドキっとするようになってしまった感じです。

(ギフトショップはガルニエ宮の正面に向かって右側に外から入れる別の入口があります)

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何度来ても、この大階段を上る時はウキウキする♬

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今回の私の席はシャガールの天井画の「魔笛」の真下あたり。

本公演は、George Balanchine 〜Hommage à Violette Verdy〜

盆踊りぐらいしか踊れない私ですが、こうしてガルニエ宮でバレエ鑑賞をするようになってから好きな振付!と思うのがニューヨーク・シティ・バレエ団(NYCB)の創始者George Balanchine(ジョージ・バランシン)。と言う訳で、今回も詳細な演目よりもバランシンだから!という理由でチケット予約☆

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最初の作品は“Mozartiana”(モーツァルティアーナ)で、音楽はPiotr Ilyitch Tchaikovski (チャイコフスキー)。

左からMathieu Ganio(マチュー・ガニオ)、Dorothee Gillbert(ドロテ・ジルベール)、Arthus Raveau(アルチュス・ラヴォー)。

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アルチュスも素敵ですが、やはり久しぶりの生マチューにオペラグラスの中にはマチューしか見えない状態で彼を追いかけてしまい、ドロテと踊るとリアルにお伽噺話というか王子様とお姫様なノーブルな2人に感激。

曲(Suite No 4 for Orchestra, Op. 61)がメルヘンチックだったので2人の雰囲気にとても合っていた感じでした。

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2作品目は、“Sonatine”(ソナチネ)。音楽はMaurice Ravel(モーリス・ラヴェル)。

妖精のようなMyriam Ould-Braham(ミリアム・ウード=ブラム)と、いつもキレキレに舞うMathias Heymann(マチアス・エイマン)。

最近はフィルハーモニー・ド・パリでクラシックを聴き始めたせいか、バレエの音楽も以前よりはかなり興味深く、気になります。ラヴェルのピアノ、素敵でした。

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ところで、本公演は今年2月に82歳で亡くなったバレリーナ Violette Verdy(ヴィオレット・ヴェルディ)へのオマージュということで、演目の合間にショートフィルムも上映されたのですが、初めて見るこのバレリーナの美しさに短い時間とは言え、思わず引き込まれました。

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バランシンは彼女のために沢山の作品を作ったそう。

そしてもしかしたら私にはこの日観たバレエの中では画面で踊る彼女のバレエが一番印象に残ったような気がします…。フランスとアメリカの二ヶ国で活躍した伝説のバレリーナは、お年を重ねてからも美しく、一瞬でファンになってしまいました。

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1回目の幕間の後は、“Brahms-Schönberg Quartet”(ブラームス・シェーンベルク・カルテット)。音楽はJohannes Brahms (ブラームス)。

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個人的に特に楽しみにしていたのが、カール・ラガーフェルトによる衣装と舞台背景。

4部構成でそれぞれ衣装が違い、出演ダンサーが多く、めくるめく舞踏会のようで華やかでした☆

この後2度目の休憩を挟んで、最後は“Violin Concerto”(ヴァイオリン・コンチェルト)。音楽は、Igor Stravinsky (ストラヴィンスキー)。

出た、、私の中で苦手意識が強い音楽イーゴリ・ストラヴィンスキー…。よくも悪くも目が冴える。

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Eleonora Abbagnato(エレオノーラ・アバニャート&Auduric Bezard(オードリック・ベザール)も良かったけれど、釘付けになってしまったのは、

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Marie-Agnes Gillot(マリ・アニエス ジロ)&Hugo Marchand (ユーゴ・マルシャン)♡

「マリねーさん」と勝手に呼んでいる(おもいきり年下なのに…)マリ・アニエス ジロはパリ・オペラ座バレエ団の中では一際背が高く、手足が長く、振りがダイナミック。男性ダンサーがかすんでしまうことも?!

コンテポラリーなのにクラシックな雰囲気も漂うバラエティに富んだ全く退屈しないバランシンの4作品でした☆

おまけのパリはBelle et Bonne

「これが燻製鰻」
⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-1341.html

L'Opéra Garnier à Paris(パリ オペラ・ガルニエ宮)

8 Rue Scribe, 75009 Paris

https://www.operadeparis.fr/en

 

 

 

 

KEICO

新潟県の旅館に生まれるも女将にならず、上京、進学、就職、まさかの出逢いと結婚。 約10年間のOL生活の後、2004年渡仏。 現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆

そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

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