il gusto Sardoの夜☆
パリ16区のイタリアン“il gusto Sardo”(イル・グスト・サルド)には、これまで何度かランチでお邪魔したものの、ディナーには行ったことなし。
(以前の記事⇒ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/16il-gusto-sardo.html )
ゆっくりワインを飲みながらディナーを楽しみたい!という訳で食いしん坊仲間のYMご夫妻と一緒に出かけました。
ランチタイムは場所柄地元の有閑マダムやビジネスマンの姿が多く賑やかな印象でしたが、夜はまた通い慣れてる感じのカップルやファミリーが集い、ワイワイ賑やかというよりはちょっと落ち着いた雰囲気☆
もっちりクイーミーなモッツァレラチーズ(mozzarella de buffle AOC)☆
そのサイズが写真ではわかりづらいですが結構大きめ。
本日のオススメから猪の生ハムを。
猪を「生ハム」でいただくのは初めて(^^)
ちょっと牡丹鍋を思い出してしまったけれど勿論まったく別物、後引く旨さ。
それから海の幸の盛り合せ。
このお皿にはマグロが色々なのですが、サルデーニャの中でもサン・ピエトロ島はマグロ漁で有名なのだそう。なのでマグロ料理がとても豊富で、毎年5月末から6月初めにはマグロ祭りもあるとか。
うーん、こりゃお酒が進む!と思ったのは写真左側のマグロの心臓を干して薄切りにしたもの。カラスミっぽい濃厚な味わいです。
お隣りのテーブルで食べていたVitello Tonnato(ヴィッテロ・トンナート)が美味しそうだったので私達も追加オーダー!(^^)!
仔牛の薄切りにツナクリームを添えたお料理は、もともとはピエモンテのお料理。私の中ではイタリアのローストビーフ的な感じで、きっと好きな人が多いと思われる料理の一つ。でもお店によって味もプレゼンテーションも違ってるので、ヴィッテロ・トンナート食べ比べをしても楽しいかも?!
ワインはお店の方オススメのサルデーニャの赤ワイン♬
シャカ、シャカ、シャカ♬と目の前で削っていただく。
うーーーん、この香りがたまりません!な黒トリュフパスタの登場。
去年秋にフィレンツェ旅行をした際につくづく思ったのが「トリュフ」と言っても、その香りにはだいぶ差があるということ。種類も白、黒、サマー以外にももっと細かく分類でき、白であれ黒であれあんまり香らないトリュフも…。その観点では、こちらのトリュフは本当によく香る黒トリュフでした♥︎♥︎
二皿目のパスタはFregula di Sant’Antioco(サンタンティオコのフレーグラ)。
サンタンティオコって誰?と思ったら、、これまたサルデーニャの島の名前でした。気になったのでちょっと調べてみると、この島もまた食文化かとても豊かでボッタルガ(カラスミ)の産地でもあるそう。海の幸はもちろん仔羊、仔豚料理も料理も美味しいと。しかもワインも赤白ともに良質なものが造られている!
(↑Sardegne turismoオフィシャルサイトより)
なんて知るとやはり一度は行ってみたいサルデーニャ。そして周辺の小さな島々を巡るグルメツアー♬
Fregula(フレーグラ)というこの粒粒パスタは、これまでこのレストラン以外ではメニューで見たことがない、食べことがないのですが、リゾットやクスクスよりしっかりめでちょっとクセになる粒粒食感です。
「仔牛のタンのカツ」はイメージとちょっと違ったカタチで登場。
肉厚に厚めのカツを想像していたのですが、薄く薄く伸ばされ、しかも細めにカットされていました。あまりに薄く伸ばされているのでタンの味というよりは衣の美味しさをおつまみ風に楽しむ感じ?!
ドルチェはほんのり冷たいセミフレッド(^^)
パリで久しぶりのイタリア料理、サルデーニャ料理を4人でシェアしながら楽しんだ夜でした。
À demain(^^)/
☆気ままに綴るBelle et Bonne Blogも更新☆
今日は、「メトロの自販機」
⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-1436.html
<info>
il gusto Sardo(イル・グスト・サルド)
17 Rue Georges Bizet, 75016 Paris
01 47 20 08 90
http://www.restaurant-ilgustosardo.com/
<Profile>
KEICO
新潟県の旅館に生まれるも女将にならず、上京、進学、就職、まさかの出逢いと結婚。
約10年間のOL生活の後、2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆
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