Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

初夏のクッキング☆

普段の買物はスーパーで済ませることが多いものの、魚貝となるとやはり魚屋さんへ。

またまたパリ17区のDaguerre Marée(ダゲール・マレ)へ。

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パリの自宅ではこれまで数回しか食べたことがない蟹。

食べたいな...とちょっと心を揺さぶられるものの、結局この日も諦めてしまった。

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舌平目の誘惑もあったけれど、でもやっぱり、コレ!

大好きなLangoustine(ラングスティーヌ、赤座海老)(●^o^●)

生のもの、ボイルしたもの、それぞれサイズごとに値段が異なります。

一番高いのは生で大きいもの。

「生のものを、大きめ7尾ください!」「ウィ、マダム」と魚屋さんでの買物の後は

八百屋さんへ。

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アスパラガスはホワイトとグリーンどちらが好き?と尋ねられれば、以前はホワイトでした。

が、ここ数年でグリーンアスパラの美味しさを再認識。

しかもこの日見つけたグリーンアスパラは、ホワイトよりも太くて、とにかく立派☆

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と言う訳で、軽く茹でたアスパラを透明な耐熱器に並べ、周りに卵とパルメザンチーズを注いだら

オーブンへ。

塩、黒胡椒、ハーブ、最後に生ハムを乗せて簡単前菜の完成。

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ワインは、5大シャトー"Château Haut-Brion"(シャトー・オー・ブリオン)と同じ醸造スタッフ

が作り出す、"CLARENDELLE"(クラランドル)

人気有名シャトーの片鱗を感じるお手頃なボルドー白ワイン。

そう、オー・ブリオンを擁するのがドメーヌ・クラランス・ディロンなのですが、そのクラランスが

昨年11月にパリ8区にオープンさせたのがあの邸宅レストランLe Clarence(ル・クラランス

なので、このワインなどもル・クラランスで飲めるわけですが、レストランで開けるとお手頃

ワインもお値段はググっとアップ!?だから家飲み!(^^)!

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アスパラをオーブンに入れている間に、セモリナ粉をまぶしてカラっと揚げた小魚とワインをいただく。

揚げ物は揚げたてが一番だね〜と感じる瞬間★

さて、真打ち登場。

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1匹1匹がずっしりと重く、身がギューっと詰まっていることを感じる。

いつもならさっと茹でたり、蒸してトリュフマヨネーズをつけて食べるのですが、今回は

違った料理に。

K「甲羅が思ったより硬いんだけど...」

夫「どけっ!オレがやる。」

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夫「オレが開くから君は背わたの処理ね!」

K「ウィ、シェフ」

と、答えたものの、私はなぜか背わたを見ていると食欲が失せるのでちょっと苦手。。

が、シェフの前でそんなことを言ったら、昔のマジックショーのようにナイフが飛んできて

頭上、顔の両脇の壁にナイフがパンパンパンと刺さる...(>_<)

そんな場面が容易に想像できるから無心で作業するしかない...。

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ウエ...やっぱり背わたって気持ち悪い(>_<)

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開いたラングスティーヌをこれも耐熱容器に並べ、レモンのゼストとバターのかけらを散し

ちょっとパセリを振ったらオーブンで5分。

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バターとレモンの香りが溶け込んでメイン料理完成。

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美味しい!私の中では甲殻類の中で一番好きなラングスティーヌ(#^.^#)

この甘味、旨味が最高、味噌はとても上品で、凝り過ぎたソースなんかより全然旨〜い。

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シメには、茄子のトマトソースパスタを少しだけ。(ちょっと少な過ぎた...)

こうしてそれぞれ旬の食材で初夏のクッキングを楽しみました。

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食後は、JEAN-PAUL HEVIN ジャン=ポール・エヴァンのショコラ・ブランボワーズケーキ。

甘味と酸味と苦味、これはやはり美味しいケーキです★

おまけのパリは「イケメンの弟子はイケメン?!」をBelle et Bonneブログで♬

 http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-1041.html

<info>

Daguerre Marée(ダゲール・マレ)

4 rue Bayen 75017 Paris

01 43 80 19 29

http://www.daguerre-maree.fr/

JEAN-PAUL HEVIN ジャン=ポール・エヴァン

231 Rue Saint Honoré, 75001 Paris

01 55 35 35 96

https://www.jeanpaulhevin.com/fr/

KEICO

新潟県の旅館に生まれるも女将にならず、上京、進学、就職、まさかの出逢いと結婚。
約10年間のOL生活の後、2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆


そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

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