Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

やっぱりLaurent Dubois(ローラン・デュボワ)

久しぶりに左岸・パリ5区へ行くと、よく買い物をしていたplace maubert (モベール広場)

にはマルシェが立っていました。

Marché Maubert( マルシェ・モベール)は、週3日火・木・土曜日に立ちます★

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右岸に引っ越してからは自宅近くにはマルシェがなく、買い物はスーパーで済ませてばかりなので

久しぶりに見るマルシェの活気と並んだ元気そうな食材を見たら、やっぱりマルシェはイイネ!

と思いました。

今回place maubert (モベール広場)にやってきたのは、フロマージュリー(チーズ屋さん)

Laurent Dubois(ローラン・デュボワ)がお目当て★

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引越後もいろいろチーズは食べているものの、やはりどうしてもLaurent Dubois

(ローラン・デュボワ)のものの方が美味しく感じてしまう...。

たぶんそれは、パリでチーズというものをちゃんと専門店で買って食べるようになったのが

このお店だったからで、いつしか自分の中での基準的な味というか、原点のような存在になり、

食べると「これこれ、この味!懐かし〜っ♡」と感じるからです。

で、このお店での私の行動パターンはいつも同じ。

まずは手前右側の大好きなシェーブルコーナーからチェック!(^^)!

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日持ちする硬めのものからフレッシュで柔らかいもの、今日はどっちの気分か?と自問しながら

試食が置いてあるものは、色々食べ比べて吟味。

そして気に入ったチーズを選んだら、今晩食べます、明日食べます、週末食べます、など

いつ食べるのかをお店の方に伝えて食べ頃のものを選んでもらいます。

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今晩食べるたった1個を毎日これだけの種類の中から選べる!

と思った時に、例えばそれが5ユーロでも5ユーロ以上の感激、満足度を感じ、フランスの

食文化はやっぱり豊かだな〜と思います。

シェーブルを選んだら、振り返ってお店左側の青カビチーズ、ウォッシュ系チーズをチェック。

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お店の一番奥の熟成コンテやトムなどハードチーズもチェックしたところで、お店の入口付近の

ショーケースへ戻ります。

その中には、季節のオススメチーズやお店のスペシャリテがいろいろ。

カマンベールにセップ茸、ブリーにイチジクを挟んだチーズなどどれも美味しそ〜(^u^)

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この時期ならではの黒トリュフたっぷりチーズ♥︎

黒トリュフ入りは、お持たせなどで持参しても喜ばれるし、ちょっと特別な感じがイイ。

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そして振り返ったところがレジなので、そこでお支払い。

が、今回レジ前には、シェーブルチーズのCrottin(クロタン)がタワーのように飾られていて

無視できない存在感★

というワケでこれも1個追加。

またレジ前の誘惑にやられてしまった(@_@;)

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ところで、チーズ専門店で買った時に包んでくれる紙は、チーズ用の専用紙です。

(って前にも書いたような気がしますが、同じ話を繰り返す老人だったら申し訳ないのですが...)

それは紙とフィルムの二層構造で内側がワックス加工されています。

柔らかくて丈夫な上に断熱効果もあり、温度変化をやわらげ、結露しにくい紙なのだそう。

またフィルムが適度に水蒸気を逃がすので、蒸れずにチーズの保存に最適。

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まず食後にいただいたのは、2011年モノ・超熟成のComté(コンテ)

アミノ酸、旨味成分がギュギュっと凝縮された濃厚味。

ちなみに、これまで帰国のたびに色々なチーズをお土産に持ち帰っていますが、友人知人限定

アンケートの結果で一番人気は、この熟成コンテチーズです☆

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そして大好きなSAINT-UGUZON"(サントュギュゾン)は、いつものようにデザートがわりに

いただきました。

(関連ブログ⇒ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/archives/saint-uguzon.html )

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このチーズは他のお店と比べると、クリームチーズ部分がわりとしっかりめに塩が効いていて、

まわりの葡萄が格別に美味しい!

大粒でシャリっとした食感を残しながら、噛むほどに濃厚なレーズンの果汁を感じ、チーズとの

バランスが秀逸(#^.^#)

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K「このくらい食べる?」

夫「もうちょっと!」

K「せっかくだからもうちょっと!」

と、どんどん切ってしまい、やっぱりLaurent Dubois(ローラン・デュボワ)は美味しい!

と感激でした。

おまけのパリは、「待ち遠しいと卵Belle et Bonne

⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-534.html

à demain(^.^)/~~

 

<info>

LAURENT DUBIOS(ローラン・デュボワ)
47 ter,boulevard Saint Germaint 75005 Paris
01.43.54.50.93

http://www.fromageslaurentdubois.fr/

KEICO

新潟県の旅館に生まれるも女将にならず、上京、進学、就職、まさかの出逢いと結婚。
約10年間のOL生活の後、2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆


そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

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