パリで感激☆トンカツNo.1
先日おまけブログで触れましたが、夫はじめ私の周りの男性たちはみんな大のトンカツ好き!
豚の産地や部位、衣の厚さ、火入れにそれぞれ好みがあり一家言お持ちです。。
そんな夫が間違いなくここ最近食べた中で、今年食べた中で、文句なしにNo. 1の美味しさだと大、大絶賛したのがパリ6区のレストラン“H Kitchen”(アッシュ・キッチン)のトンカツ!
パリに戻って最初にデジュネでお邪魔することが多いレストランですが、今回は友人ご夫妻とディネに☆
というのも、ディナーメニューとして登場することが多いというこのイベリコ豚の骨つきロースのトンカツを食べたかったから。
メイン料理に選んだ夫のをひと口もらうと、本当にこれは衝撃的に美味しくてびっくり!!
その厚さは3センチ以上はありそうな?しっかりした厚み。なのにちゃんと芯まで火が入っていて、それでいながら火入れいき過ぎのパサパサ感は全くなく、とてもジューシーなのです。
その断面の美しさも含めもっと写真を撮りたかったのに、、夫の手は止まらず。
そして私ももう少し分けてもらえると行儀のいい犬のように大人しく、時々見つめて待つものの、全くくる気配なし(T_T)
最後の一切れになったところで我慢できず私からフォークを刺して奪ってしまったほど。。
北口シェフ曰く、フライパンで低温でじっくりゆっくり火入れをするので時間もかかるのだそうです。
一方私のメインは、これ♡
これまたド迫力の大きなRis de veau(リー・ド・ヴォ)。
ジロール茸とクリーミーなロングパスタが添えられて食べ応え満点の一皿。
前菜には、アサリとアーティチョークのソテー。
ちょっとホクホクした感じのフレッシュなアーティチョークが3つ、4つ入っていました。
夫たちが食べていたサーモンも肉厚、且つ彩りも綺麗な冷前菜。
奥の大葉に載ったものはイカ墨。
しっかり濃いめのイカ墨で口を真っ黒にして食べておりました。
さて、この日少し早い友人ご夫妻のご主人のバースデーを祝いたく、前日に北口シェフに相談。
急なお願いだったこともあり、ロウソクと簡単なデコレーションをお願いすることに。
そして食後のオーダー。
ムッシュM「じゃ、僕はコーヒーで。」
え・・・!
一瞬、私も夫も心の中で焦りました。コーヒーだけじゃデコレーションの施しようがないじゃないか!!
ムッシュM以外がデザートのオーダーをした後、北口シェフの登場。
「ちょっとだけチーズはいかがですか?」
その言葉にチーズにロウソクだとわかった私達は激しく首を縦に振る振る。
ムッシュMの好きそうなチーズ4種の盛り合わせにロウソクとチョコレートのプレート付きのバースデープレート登場☆
ちょっと照明が暗くなり、他のお客さんからも「ボン・アニヴェルセル!」とお祝いの声が聞こえてきました。
全く予期していなかったらしいムッシュMにとっては、ちょっとしたサプライズだったかな?!
こうしてなんとか無理矢理、お祝いができてホッとしたのでありました。
そしてマダムYはイチジク&ふんわりクリームのデセールを、
夫はショコラムース&アイスクリームを、
私はミラベルのタルト&ソルベをそれぞれ楽しみました。
H Kitchenはデザートも美味しく、満腹でも食べたくなる、食べてしまえることを改めた感じたパリに戻って最初の外食ディネでした。
それにしても美味しかった肉厚ジューシー「トンカツ」はレストランの定番メニューにして欲しいな〜o(^o^)o
À demain(^^)/
☆おまけのパリをBelle et Bonne Blogで更新☆
今日は、「小川軒いろいろ」
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<info>
H Kitchen
18 Rue Mayet, 75006 Paris
01 45 66 51 57
http://www.hkitchen.fr/ja/
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