地中海食堂Oliva(オリーヴァ)
5年前、惜しまれつつも閉店した東京・赤羽橋にあったイタリア料理の名店CAMELEON(カメレオン)。
そのオーナーシェフ・萩原雅彦シェフの料理の大ファンだった私は閉店したことが本当に
残念だったのですが、今年5月、萩原シェフが復活☆
それが、学芸大学駅から徒歩30秒の立地の地中海食堂Oliva(オリーヴァ)。
5年ぶりの再会でしたが、シェフの変わらぬ笑顔に迎えられ、お互いの近況などを話しつつ
まずは冷えたスプマンテで乾杯☆
モダンでクール、とにかくカッコ良かったカメレオンに比べると、オリーヴァは可愛く
アットホームで温かい雰囲気のお店。
萩原シェフも、「カメレオンとは、全然違うでしょ。料理も全然違いますよ。」と仰って
いましたが、そのギャップは新鮮で個人的にはこの温かい雰囲気はイイな〜と感じました。
そしてとにかく久しぶりに萩原シェフのお料理をいただけるということで、メニュー選びが
悩ましく、とりあえず夏野菜を美味しくいただくカポナータ♡
イタリア生まれの「カポナータ」、フランス生まれの「ラタトゥイユ」は似てるけど違うそうです。
伝統的な作り方としては食材で「カポナータ」は揚げ茄子を使いますが、「ラタトゥイユ」では使わず。
味付けでは、「カポナータ」は酢・砂糖を使うので甘酸っぱく、「ラタトゥイユ」は酢・砂糖を
使わず、トマトソースをベースとした味付けになるそうです。
美味し〜〜!と感激(●^o^●)
レーズンの程よい甘味がイイ感じで、あっという間にとりあえずの一皿を完食。
続いて「タコのセロリのマリネ」。
夫「このタコ、ハンパない旨さだな!」
K「ホント美味しい♡」
シェフ「ふふ、タコにこだわりました(*^^)v」
続く「稚鮎ともろこのビール揚げ」はサクッと軽くて、これまた美味しくお酒が進む(#^.^#)
初めていただいた「アンコウのトリッパ」はコリッコリッ食感。
牛のトリッパが苦手な人もこのトリッパならきっと大丈夫!
更にセモリナ粉のピタパンに挟んでいただくと激ウマっ♡
こうして登場するお料理は確かにカメレオン時代のものとはスタイルもボリュームも違いますが、
オリーヴァは、店名にあるように地中海食堂、地中海料理☆
イタリア料理以外にスペインやギリシャ、北アフリカまでとその幅は広く、特にシチリアや
マグレブ料理が好きな私には好きものがいっぱい♡
で、シェフが手にしたのは、アンコウ!
アンコウって冬の魚のイメージですが、夏もこんなに立派なものがいただけるとは驚きです。
メイン料理は、そのアンコウを使ったものをお願いしました。
その前に、パスタ☆
まずは、「ウニの冷製スパゲティ」。
深〜いお味です。こんなに美味しいウニスパは食べたことがありません。
トマトソースがたっぷり絡むトルチェッティというパスタには、燻製されたチーズがたっぷり。
バジルの香りもよく、シンプルながらこちらもとても美味しいパスタ料理でした。
これらのパスタの美味しいソースは、パンでぬぐって食べたくなる...!
炭火でさっと炙ったパンはセモリナ粉のパンでモッチモッチ♫
こちらのお店は、コースはなくアラカルトメニューなので、好きなものを好きなだけ
お腹の具合と相談しながらいただけます。
そして先程シェフが手にしていたアンコウの炭火焼が登場♫
プルプルした弾力のある身で、とても美味しかったです(●^o^●)
ドルチェは、「桃のコンポート&シャーベット」と「リモンチェッロ」。
また肝心な写真を撮り忘れましたが、最後に美味しくて唸ってしまったのは「メロンチェッロ」♡
リモンチェッロのメロンバージョン。
お元気そうな萩原シェフに再会できたこと、こうしてまた美味しいお料理を地中海料理という
カタチで楽しく、カジュアルにいただけるお店を始められたことも嬉しく、今後も通わせて
いただきたいと思います(#^.^#)
おまけのパリは、「"We ♥ England" 」をBelle et Bonneで☆
⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-693.html
à demain(^.^)/~~
<info>
地中海食堂 Oliva(オリーヴァ)
東京都目黒区鷹番3丁目3−19 中村 ビル 1F
03-5773-5132
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