Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

わがままオーダー

我が家のカンティーヌ、パリ5区の行きつけビストロ・Les Papilles(レ・パピーユ)

先日お邪魔した時に、タイユヴァン仕込みのシェフT

「今度来た時は何食べたい?フランス料理ならなんでもいーよ♫」と。

そこで前菜にris de veau(リ・ド・ヴォー)をリクエスト。

そして今回お邪魔すると、2種類の「リ・ド・ヴォー」を用意してくれていました。

DSCN1589.JPG

リ・ド・ヴォーと呼ばれる仔牛の胸腺は、「心臓側(ノア)=丸い塊」と「喉側(ゴルジュ)

=細い部分」があるそうで、それぞれ食感が違います。

ノアは内臓っぽくプリプリ、ネットリ食感、それに比べるとゴルジュはもう少しコリコリした

鶏肉ような食感。

上の画像がノアで、下の画像がゴルジュで作ったフリットです。

IMG_6590.JPG

C「どっちが好きだった?次回は好きだった方を出すよ。」

夫「ノア♡」

K「ゴルジュ♥︎」

C「え...二人は違うの?!」

K「基本、何でも反対だから...」

「ところで今日のスープは?」

C「ケーコの大好物パタト・ドゥース(サツマイモ)!」

DSCN1595.JPG

K「ありがとう、シェフ!!このスープが一番好きなのです。」

夫「オレは、カリフラワーなんだけど...」

DSCN1596.JPG

メインはラタトゥユたっぷりのÉpaule d'agneau(エポール・ダニョー)

8時間以上煮込んだ仔羊の肩肉です。

DSCN1597.JPG

こちらのビストロは、お肉と一緒に温野菜もたっぷりいただけるのが嬉しい。

(時々付け合わせがショートパスタのこともありますけど)

DSCN1598.JPG

ワインは、Tardieu-Lauren(タデュー・ローラン)Châteauneuf-du-Pape 2010

シャトーヌフ・デュ・パプ)。

これまで飲んできたシャトーヌフ・デュ・パプに比べると、香りも味わいも繊細な

印象で、ついグイグイ飲めてしまう美味しいワイン。

DSCN1592_Fotor_Collage.jpg

フロマージュは、青カビFourme d'Ambert(フルム・ダンベール)

ちょっと残った赤ワインとまた合う♥︎

DSCN1600.JPG

デセールは、夫の好きなピスタチオのパンナコッタ。

K「やだ、図々しくデザートまでリクエストした?」

夫「してないよ。シェフの好意だよッ!」

DSCN1602.JPG

食後は、オーナーBが最近ハマっているというベネズエラ産のラム酒をいただきました。

う〜、喉が胸が燃える〜(#^.^#)

DSCN1603.JPG

連日フル2回転の相変わらずの人気店で、厨房もフロアもかなり忙しいにも関わらず、

こうしてわがままなリクエストを聞いてくれたり、毎回心の籠ったおもてなしで迎えて

くれるオーナーやシェフ、感謝でお腹も気持ちもいっぱいになります。

DSCN1604.JPG

フロアースタッフも含めて皆気さくで明るく親切。

これからもずっと通いたい我が家のカンティーヌです。

おまけのパリは、「芳香です」Belle et Bonneで☆

⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-626.html

à demain(^.^)/~~

 

 

<info>

Les Papilles(レ・パピーユ)

30 Rue Gay-Lussac, 75005 Paris

01 43 25 20 79

http://www.lespapillesparis.fr/#about-1-1

 

KEICO

新潟県の旅館に生まれるも女将にならず、上京、進学、就職、まさかの出逢いと結婚。
約10年間のOL生活の後、2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆


そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

ARCHIVE

MONTHLY

清川あさみ、ベルナルドのクラフトマンシップに触れて。
フィガロワインクラブ
Business with Attitude
2024年春夏バッグ&シューズ
連載-鎌倉ウィークエンダー

BRAND SPECIAL

Ranking

Find More Stories