今シーズン初の白トリュフ♡
私のカボチャ、ポティロン愛はハンパない。
20代半ばの頃、自分はどれだけカボチャが好きなのか?何日食べ続けたら何日目で飽きるのか?と実験的に毎日1つカボチャを使った料理やお菓子を食べ続けたところ、イタリアに10日間旅行した以外1年間続いてしまったほど。更にまだ続けることもできたけれど、永遠に終わらないかも…と思い、その挑戦は1年で終了したのですが。。
そんな私にとってカボチャが旬の今の時期はとても幸せな季節。
この日も「南瓜のニョッキのベニエ」「南瓜のスープとカプチーノの泡」で始まったことに喜ぶ♬
しかもベニエは白トリュフを香らせながらの登場!
ラングスティーヌの湯引きとカラマンシのジュレ、セロリラーブのエスプーマ、キャビア載せ
ふんわりした根セロリのエスプーマの中からラングスティーヌが現れ、さっぱり柑橘のカラマンシとキャビアの塩気が好バランス。
こうして今夜も楽しい食事になりそう!と、スッと背筋を伸ばして丁寧にいただきたい!と思うのはレストラン“ES”(エス)の本城シェフのお料理。
セップ茸のラヴィオリ、セップとモリーユのソース
ギューギューにセップ茸が詰まっていたので1個でも食べ応えアリ!
今回はワイペアリングではなく、ブルゴーニュのDomaine Ramonet(ドメーヌ・ラモネ)のChassagne Montrachet 1er Cru Caillerets 2012(シャサーニュ・モンラッシェ プルミエ・クリュ レ・カイユレ)。
美味しい…としか言えないブルゴーニュの白、ラモネ様♥︎
帆立貝と根パセリ、パセリのオイル、ほうれん草とコンテ
期待してました、この時期旬の帆立貝、サン・ジャック!そして香るトリュフとパセリのオイルがキレイな上に味的にも素敵なアクセント。
白トリュフとパルメザンのリゾット
うわっ!これは強烈♥︎
と、お皿がテーブルに運ばれる前から小鼻がピクピク動いたのは、今シーズン初めていただく本物・白トリュフ。官能的と言われるその香りに、食べる前からうっとり♡
トリュフと言っても黒やサマーと白は別物。味もテクスチャーも全く違う。
K「やっぱりトリュフは白が一番!」
夫「あ、そう?オレは最近フレンチー野郎だから黒も好きだね♥︎」
なんだよ、なんだよ、、こんな時だけフレンチ気取り…。いつもはフランスのあれこれに文句タラタラ充満なのに(ー_ー)
リゾット、卵、白トリュフ、黄金比率!これは写真を撮る数秒も惜しくて、カメラをほっぽり出して食べる。うーーーん♥︎美味し過ぎてほっぺが落ちる…とは、まさにこんな瞬間なのかも?!
リ・ド・ヴォーのベニエ、玉蜀黍の泡とトランペット茸
久しぶりにいただくリ・ド・ヴォーは、サクッと軽やかでこれまた悶絶級♡
ルジェとムール貝のサフランソース
皮目も美しいルジェ(ヒメジ)は、パリでいただくことが多い魚の一つ。
ガリシア牛のサーロイン、パプリカと茄子のピュレ
ガリシア牛、あまり聞き慣れないビーフだね〜、スペイン牛かな?などと話しながらいただくと、外側カリっと、中は柔らかく、その火入れの絶妙で肉の美味しさを最大限に引き出した感。
K「この肉、美味しい!しかも、また載ってる…!」
夫「白トリュフはキノコだしな、いくら食べても体に悪くない♬ 低カロリー!」
洋梨のソルベとソービニョン・ブランのジュレ
こうして本城シェフのお料理を存分に楽しんだ後に続く楽しみはパティシエール・マリコさんの作るデセール♥︎
モンブラン、蜂蜜とパッションフルーツのソルベ
食べる前から絶対美味しい!と確信したモンブランで、気がつくとこの日一番写真を撮っていたのがこのモンブラン。上から横から斜めからと試行錯誤で6枚も…。どの一枚にしよか迷ったものの、そもそものカメラセンスが無いから…(>_<)
無花果とトンカ豆のアイス、フランボワーズソバージュのエスプーマ
甘くジューシーな無花果に最後も季節を感じてフィニッシュ☆
食後のミニャルディーズは、白トリュフの余韻に浸りつつ栗のヴィジタンディーヌとマンディアン♥︎
お邪魔する度に楽しさと驚きがいっぱいのエスのお料理で秋の味覚と香りを満喫しました。
☆おまけのパリはBelle et Bonne☆
「セーヌ川で」
⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-1307.html
Restaurant ES(レストラン・エス)
91 Rue de Grenelle, 75007 Paris
01 45 51 25 74
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