パリのアートは生活の一部☆
街にはクリスマスイルミネーションも点灯し、夜が明るく綺麗なシーズンを迎えたパリです。
商業的に?ギラギラなものより、ちょっと控えめ、地味な方が好きだったりするけど…。
今月初めのことになりますが、秋晴れで気温の暖かめの週末に出かけたのがバスティーユ。
バスティーユ広場横にあるサン・マルタン運河とセーヌ川とを繋ぐアルスナル港の両岸に白いテントがびっしり並んだコンテポラリーアート展、“Grand Marché D'art Contemporain”。
(作品画像はオフィシャル・カタログより)
有名アーティストの作品となるとお値段は高く、そう簡単に買えない美術・芸術品。なので、そういったものを観るというのは敷居が高いのかな…と思っていました。
しかしこのようなアート展で展示販売されているものは、比較的リーズナブル。気楽に手の届くものも多く集められています。
なので実際に買って自宅のどのへんに飾りたい?とか、飾ったら楽しいかな?とリアルに想像できながら見れる感じでとても面白かったです。
そして連なるテントを次から次へ移動しながら本当に楽しそうに作品を見ているパリッ子の多いこと。
美術館級の作品はそれはもちろん素晴らしいものだけれど、こんな風に身近にアートがあること、生活の中に取り入れるチャンスがあることころがパリだな…と、なんとも言えぬ満たされた幸せな気持ちになりました。
今回実際に買ったものはなかったのですが、今後はもう少しこういったコンテポラリーアートにも親しんでいきたいと思いました。
生活の一部はアート、アートは生活の一部、と自然に思えるようになったら素敵だな〜と思った紅葉も綺麗なパリの秋の一日でした。
ところで以前も書いた気がしますが、こうして港に停泊する船の数々。週末やバカンスに出航して楽しむ方もいるようですが、これらの船の多くは住居として使われていて、そこで生活をしている☆
船を生活のベースにして、その船で色々な場所へ国へ行く(ことに想いを馳せる)。実際は外洋へ出て航海するのは大変だと思うものの、こんな感じにしがらみに縛られずに生活する、そんな暮らし方もあるんだな〜と思うとロマンを感じます。
☆おまけのパリはBelle et Bonne☆
「気になるカラーは芥子色」
⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-1334.html
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