新シェフ&元シェフ
昨年末から新しいシェフを迎えた行きつけワインカーブビストロ“Les Papilles”(レ・パピーユ)。
今回は忘れずに新シェフ・ポロさんのお写真をいただくべく最初に厨房にご挨拶に。
ポロさんです(右)。 左はアシスタント兼お皿洗いのサコ。
K「ここに来る前はどちらで働いていたんですか?」
P「ロワイヤル・モンソーの、」
K「え、ロワイヤル・モンソー! だったらクリストフと一緒でした?」
P「クリストフ?」
K「ペレですよ、ペレ!!」
P「知らないです…」
うーん困った、まだほとんど話したことがなかったので何かをきっかけに会話を広げたいと思ったのに最初からつまづいてる〜(>_<)
と思っていると夫がやってきた。
K「ポロさん、ロワイヤル・モンソーにいたんだって。でもクリストフは知らないらしい。」
夫「ロワイヤル・モンソーに?」
と、相変わらず人見知りもせずにポロさんと会話が弾む夫。
夫「ロワイヤル・モンソーの向かいのレストランのシェフだったみたい。」
K「・・・。」(え…だってモニョモニョ話すから…)
夫「すみません、妻の早とちりで。いつものことなんですけどね〜。」
恥ずかしい…と思いながらテーブルに戻ると、いつものようにオーナーBから食前酒とリエットのサービス。
このバスク地方の豚とパプリカのリエット、パンが進みます!(^^)!
さて、前菜のスープはブロッコリー。
K「前回来た時もコレだったけど…。」
夫「オレはブロッコリー好きだから全然構わないけど♬」
「このひと、こう見えてホントかなりワガママな女で困ります!と言いたい。」
K「誰に?」
夫「いつも言ってるだろ、キミの友達とかブログを読んでくれてる人とか…」
K「トムは同じメニューを繰り返すことはなかったもん。」
夫「そりゃトムとは10年の付き合いで仲良くなったからで。それにケーコが怖かったのかも?!また同じもの出しやがってとか言いそうで。」
なんて話していると
「ボンソワっ、メ・ザミ!」と。
バカンスから戻ったばかりの元シェフ・トム登場。
K「トームっ!」
T「元気? 今日は僕がサービス担当だよ。」
夫「コックコート着てないトムって新鮮!」
メインに合わせて選んだワインはDomaine Francois Villard(ドメーヌ・フランソワ・ヴィラード)のSaint Joseph Reflet 2013(サン・ジョセフ・ルフレ)。
色は黒に近い赤で濃厚★ ブラックチェリーやバニラ、そして少しメンソールも感じる余韻の長いワイン。
メイン料理は、牛の頬肉煮込み♡
K「めちゃくちゃ嬉しい(^^) 煮込み料理の中で一番好きなのが牛頬肉!トムの時は滅多に登場しなかったメニューだったからココでいただくのはかなり感激。」
K「う〜まっ♡ もーポロさん、最高!!」
夫「さっきまでスープがブロッコリーで前と同じとかなんだかんだブチくさっていたくせに…」
チーズはFourme d'Ambert(フルム・ダンベール)。
こちらのチーズは熟成も臭いも控えめで比較的食べやすく、甘く煮たプラムと一緒にいただくことで、青カビは苦手、という人にも美味しい!と言ってもらえます。
このチーズ、サンジョセフ(ワイン)とも合う♡
今回のパンナコッタはパイナップルでした。
前回と比較すると甘さが増し、テクスチャーは硬めに。
食後のエスプレッソをいただきながら、オーナーB、トムと冬のバカンス話。
Bはオーロラを見に北極圏に行ってきたそう。食事はどこもいまひとつだったけどオーロラや白夜の体験はとても素晴らしかった、オススメ!ってことですが、寒いのはスキー合宿だけで十分…。
トムはマルティニークでのんびり。昼間から名物ラム酒を飲んで日光浴☆
私達も来月は常夏バカンス企画中なんだ〜とバカンス話で盛り上がった週末の夜でした。
À demain(^^)/
☆おまけのパリ話・Belle et Bonne Blogも更新☆
今日は、「2017年タルト・オ・シトロン ベスト10」
⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-1441.html
<info>
Musée de l'Homme(人類博物館)Les Papilles
30 Rue Gay-Lussac, 75005 Paris
http://www.lespapillesparis.fr/
<Profile>
KEICO
新潟県の旅館に生まれるも女将にならず、上京、進学、就職、まさかの出逢いと結婚。
約10年間のOL生活の後、2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆
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