アラカルトで楽しむアリアンス☆
パリも東京もワンメニューのコース料理のお店が多いこの頃です。
というかアラカルトメニューが無いレストランがトレンド?!
でも秘かに思っていたのは、アラカルトで食べたい…という想い。
そんな中で、「このお店は美味しい、しかもアラカルトでじっくり楽しめる!」と嬉しく思っているのが、年明けから時々お邪魔しているパリ5区にあるレストラン“Alliance”(アリアンス)☆
この日も満席で賑わう夏のディネ。
今回はEgly Ourie(エグリ・ウーリエ)のロゼシャンパンを1本楽しむことに。
アミューズは、お米のチップスに鱈のクリーム、フヌイユクリームを載せたブリオッシュ、そしてカリフラワーのクリームにコリアンダーシードとウコンを効かせたものが登場。
シェフおまかせのコースメニューもありますが、今回は初心貫徹、アラカルトでオーダー!
前菜にはラングスティーヌのカルパッチョをチョイス。
鮮度抜群の甘味のある生のラングスティーヌに香草セルフィーユの香りと蕎麦の実のカリカリ食感がアクセント。
旨ッ♡
こちらは、夫のチョイスのコンソメゼリーを被った牛肉のタルタル。
驚くのは、中に燻製の鰻も入っていること。
ひと口いただくと、その美味しさのバランスに悶絶(●^o^●)
メインに私は天然ヒラメのグリンピース添え。
大好きなグリンピースもゴロゴロで嬉しい。
魚の火入れは芸術的で、上には別途エンガワをカラッと揚げたもが添えられていました。
うん!!やっぱりアラカルトにして良かった、と思ったのは、こうして好きなものをコース料理より多めにしっかりいただけること。
以前のブログでも書いてますが、こちらのレストランはパンもかなり美味しい。(右はフォカッチャ)
パンの食べ過ぎはセーブしようと思いつつも、我慢できない…(^u^)
(関連ブログ⇒ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/pari.html )
こちらは鳩。こういうったクラシックな美味しさが楽しめるのがアリアンスの魅力!
右に添えられたのは、フロマージュ・ブランとオレンジをまとった人参。
人参のアレンジが楽しい(^^)
ところで、フランス人は一般的にはアラカルト好きとも言われます。
「食べるもの、メニュー構成は自分で考えてなんぼ!シェフの御仕着せはイヤ」と、昔友人Zが話してくれたことがありました。
その当時は「コースの方がちょっとずつ色々食べれて楽しいのに〜」と思ったのですが、気がつけば私もアラカルトも面白いなという気持ちに共感する今日この頃です。
沢庵ではありません(左)、シトラスとバジルのメダル型のソルベとブラックオリーブのムースでお口直し。
そしてデセールは、ヘーゼツナッツとレモンの平たいパフェ。
うーー、もっと食べたかった(●^o^●)
仕上げに上からマンゴーソースがかけられて完成したマンゴーとパッションフルーツのチーズケーキは胡椒がアクセント。
この目の前で仕上がるデザートはレストランのアシェット・デセールの醍醐味♥︎
こうしてアラカルトで品数は少なく、でも一皿一皿をしっかりめにいただくと、それぞれの料理の印象も強く残り、コース料理の楽しさとはまた違った満腹満足度。
次回はまたアラカルトだな♬
À demain(^^)/
☆おまけのパリをBelle et Bonne Blogで更新☆
今日は、「健康茶」
⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-1588.html
<info>
Alliance
5 Rue de Poissy, 75005 Paris
01 75 51 57 54
https://www.restaurant-alliance.fr/
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