Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

Speciale Wine Dinner☆

「おめでとうございます!」

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と、実際の誕生日を何日か過ぎた後でしたが、お祝いプレートをいただいて驚く夫。

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私もその美しい真っ赤な薔薇の飴細工に感激(#^.^#)

K「これ、食べれるんでしょ?」

と、かじりついたらバカラ(Baccarat)クリスタルのように硬かった..(>_<)

夫「それ食べるもんじゃないだろ・・・」

K「・・・。」(早く言え...)

こんなステキなサプライズを用意してくださったのは、六本木ヒルズのフレンチレストラン

"Jean‐Georges Tokyo"(ジャン・ジョルジュ東京)料理長・米澤シェフソムリエの田中さん

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先日このレストランで開催されたSpeciale Wine Dinner会へ参加させていただきました。

フランスワイン好きにとっては、かなり楽しく美味しいワインが並び、それに合った特別な

コース料理の夜でした(#^.^#)

最近はワインと料理合わせたペアリングをするレストランが多くありますが、僭越ながら

いまひとつだな、あんまり合ってないな...と感じることもしばしば。

どの国のワインでもイイ、いくらでもイイということになれば、究極のマリアージュはあると

思うものの、コスト的な制限等一定の縛りがある中で料理にワインを合わせるというのは

簡単ではない。

そんな中で、シェフソムリエの田中さんが選ぶワインは、さすが!のペアリングなのです☆

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とうもろこしのフラン、ウニとコンソメジュレ

これは食べる前から絶対好きだ...と確信を持ってスタート♬

合わせて乾杯したのは、Bollinger La Grande Annee 2005(ボランジェ グラン・ダネ 2005)

ジェームス・ボンド御用達シャンパン、ボランジェのミレジメ♡

骨太、マッチョなしっかりした印象のシャンパンをいただきがら、次のボンドは誰が演じるのか

気になるな〜と。

個人的にはもっとダニエル・クレイグのボンドが観たいけれど(#^.^#)

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夏野菜とブッラータとミント。

このブログには何度も登場しているイタリアのフレッシュチーズ「ブッラータ」

これまで何度か日本でもいただいているブッラータの中では一番の美味しさ♡

ワインは、Domaine Didier Dagueneau(ドメーヌ・ディディエ・ダグノー)

Blanc Fume de Pouilly 2008(ブラン・ヒュメ・ド・プイィ)

ボランジェに続きディディエ・ダグノーのワインも大好きなドメーヌの一つなので、これは

感激倍増(●^o^●)

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黒鮑とポルチーニ茸 白いんげん豆と肝ソース。

Domaine Hubert Lamy(ドメーヌ・ユベール・ミラー)Puligny Montranchet 1er cru

"Les Combette" 2011(ピュリニー・モンラッシェ・プルミエ・クリュ「レ・コンベット」)

K「(ゴクッ♡)やっぱりモンラッシェ系は好き!」

夫「旨いな〜」

そして夫の喉元を見た思った、

K「私、オトコの人の喉仏が苦手なんだけど...。」

夫「オレ、喉仏ないよね。。」

K「うん、小さめ。」

喉仏=Adam's appleは、旧約聖書によるとアダムが禁断の果実を食べた際に、それが喉に

詰まってできたってことだけど、本当に喉に林檎か何かが詰まっているように見えて痛そうに

見えてしまう。。

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仔鳩とフォアグラの燻製 アメリカンチェリーの軽い煮込み。

Pascal Lachaux (パスカル・ラショー)のGevrey-Chambertin 1er Cru "Lavaux St.Jacque " 2003

(ジュヴレ・シャンベルタン「ラヴォー・サンジャック」)

添えられたコロッケも美味しくて、極美味しいものをちょっとずつ色々いただける贅沢な一皿と

個人的には、この夜この赤ワインが一番お気に入りでした(●^o^●)

こりゃすごいピノ・ノワール!

色は、やや深いガーネット色で、とにかく香りが豊か。

カシス、ブラックチェリーなどの赤色果実がたっぷりで、その中にちょっとミントっぽい清涼感も。

美味しいを連発しなら続く喉仏な話。。

夫「それ、どうしたんだっけ?」

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K「前にイタリアで買ったケシ真珠のチョーカー。今シーズンは久しぶりにチョーカーを

色々したい気分♡」

夫「ふーーん」

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短角牛のステーキをダージリンの香りで。

ダブルメインで2皿目の肉料理が登場しました。

ワインはChateau Rauzan-Segla 1995(シャトー・ローザンセグラ)

このワインは、1994年にCHANEL(シャネル)に買収されてからクオリティが上昇し、

以来、格付け第一級に一番近い実力、という評価を受けるようになったのだとか

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シャネルの美意識がワインにも表現され、美しさと強さを兼ね備えている、とかなんとか。

私の中では簡単にシャネルのワインとして記憶。

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デセールは、ババ・オ・ラム。

(間接照明のちょっと暗めの2階で行われたワイン会だったので、料理の写真が全般的に

黄色っぽく写ってしまいました...。実際はもっと鮮明で美しいお料理たちでした!)

こうして楽しませていただいたお料理とそれに合わせた5種類のフランスワインですが、

ワインをセレクトしてくだった田中さんによるワイン会はこれがラスト。

田中さんは7月半ばで「ジャン・ジョルジュ東京」を退職、東京を離れられるそう。

パリ、そして東京でこれまでたくさんの美味しいワインを教えていただいたことに感謝と、

今後もまた違ったシーンで色々なワインを一緒に楽しめることを楽しみにしています☆

美味しいお料理とフレンチワインのマリアージュを満喫した夕べでした。

おまけのパリは「サンドリオン・ベイビー」をBelle et Bonneブログで♬

 http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-1049.html

<info>

JEAN-GEORGES TOKYO(ジャン・ジョルジュ トウキョウ)

東京都港区 六本木6-12-4 六本木ヒルズけやき坂通り1F

03-5412-7115

http://www.jean-georges-tokyo.jp/ 

KEICO

新潟県の老舗旅館に生まれ育つ。
上京、進学、就職、まさかの出逢い?で結婚し2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆
そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

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