Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

Bonne chance、ジョナタン!

J「ボンソワっ、ケーコ。元気だった?いつものテーブルへどーぞ。」

と、いつも通り甘い笑顔で迎えてくれたのはパリ1区のレストラン“Spring”のシェフソムリエ、ジョナタン。

席につくと、間髪入れずに彼が手に持って来たのは、氷入りのワイングラス。

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K「氷いっぱいのアペリティフ?!」

今日がまた一段と寒いんですけど…と口にしなくとも、きっと私の顔にはそんな言葉がアリアリとしていたのだろう…。思ったことはすぐに顔に出るから(=_=)

J「ごめんね、夏っぽくて。でも、これは最近の僕のお気に入りで、今日のアミューズにも合うから飲んでみて!」

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そこへ運ばれてきたのは、クリームで和えたマッシュルームと生ハム。

うん!確かにこの氷の入ったスペインのシェリー酒の清涼感がクリームや生ハムの脂をスッキリさせてくれるし、アーモンドの香りがとてもエレガントに漂ってボン・マリアージュ。

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更にそれ以上にベトラーヴとスモークトイールのこちらのアミューズとも合う♡

さすがジョナタン!と思っていると、次のグラスが。

J「次の料理は黒トリュフをちょっと使ってます。とりあえず、飲んでみて。説明は後ほど〜♬」

K「は〜い」

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帆立と黒トリュフを軽やかなスープ仕立てに合わせられたワインは、フランス南東部ローヌ地方の北部コンドリュー地区で主に生産されているViognie(ヴィオニエ)。フローラルな香りが華やかで、こっくりした味わいで好きな白ワイン。

と言う訳で、この夜もジョナタンにお任せのワインペアリングとなりました。

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魚料理は一本釣りのスズキ。

白身魚好きなので、フランス料理としてはこういう魚料理が一番好き。

合わせたワインはアルザスのリースリングでした。

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「この匂いってもしかして♡」と、一気に夫の目が顔がわくわく、ラブラブモードに…。

それは今年なかなか食べる機会が無かった野うさぎ「リエーヴル」の登場。特に最初にサーヴされたこの部分は熟成が進んでいて、いかにもジビエなワイルドな香りを放ち、好きな人にはたまらんち!な感じ。

合わせたワインは、ガツンとパンチの効いたイタリア・サルデーニャ島の赤ワイン★

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2皿目としては、いろいろな部位をミンチにしたものとフォアグラに黒いキノコ“trompette de la mort”(トランペット・ド・ラ・モール)が載ったリエーブル・ロワイヤル・スプリングスタイル。

ジビエが苦手という方でも、しっかりソースでジビエの臭みが上手く封じ込めれたこのお料理は食べやすいのでは?!

とは言え、食事の始めにメニューを説明された時に「野うさぎは食べられません」と答えているお客さんもチラホラ。

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デセールは、まずレモンとチョコレート&ヘーゼルナッツのアイクリーム。

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それぞれのアイスクリームにビールと甘いデザートワインを合わせてくれるあたり、さすがジョナタン!

DSCN15720.jpgそして最後のクレマンティーヌのタルト♡ 

これがまた美しく、美味っ(●^o^●)

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今日のお料理も最初から最後まで美味しく、合わせてもらったワインも絶妙だね♡と感激していると、ジョナタンがシャンパングラスを3つ持ってやってきた♬

そして開けたシャンパンはびっくりしてすっかり写真を撮り忘れてしまったけれど、90年代初めのミレジメシャンパン。

J「最後は僕も一緒に乾杯させてもらっていいかな?」

夫・K「もちろん!」

J・K・夫「サンテ!」(乾杯)

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J「実はね、このお店を去ることになって、こうやって2人にサーヴできるのは今晩が最後なんだ。」

K「エエエ!!!」

夫「もう次にどこで何をするか決まってるの?」

J「ぼちぼち。でもしばらくはちょっと休みます。」

K「・・・。」

夫「どーした、ケーコ?!」

K「あまりにショックで言葉がでない…。私にとってココに来る楽しみは料理の他にジョナタン、あなたのワインペアリングの面白さが大きな楽しみだったから。。ジョナタンがいなくなるならココには、もー来ません…。」

J「ハハハハ、それなこと言わないで。僕がいなくなってもこのお店はナイスな人ばかりだし、引き続きよろしくね。」

K(しょぼーん)

夫「ケーコにとっては、パリではジョナタンがワインの先生だったんだよ。な? フランスにこだわらないワイン選びはユニークで毎回料理とのマリアージュが素晴らしかった!」

K「本当に出会えて良かったです。どうもありがとう!」

J「これが最後って訳じゃないよ〜。で、今度いつパリに戻ってくる?戻ってきた頃に食事に誘ってもいいかな?」

K「もちろん!!」(なんなら夫抜きでもいーよ。←心の声)

と言う訳で、お互いプライベートな電話番号&メールアドレスを交換して、改めてこれまでのジョナタンに感謝いっぱいの乾杯となりました。

若きフランス・ソムリエチャンピオン(2015年)のジョナタンの今後のご活躍を祈って心からBonne chance!(グッド・ラック)

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Spring

6 Rue Bailleul, 75001 Paris

01 45 96 05 72

http://www.springparis.fr/

 

 

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