Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

パリ香水大博物館☆Le Grand Musée du Parfum①

パリ8区の延々と高級ブティックが連なる飽きない通り、Rue du Fourbourg Saint-Honoré(フォーブル・サントノレ通り)に昨年12月にオープンした“Le Grand Musée du Parfum”(香水大博物館・ル・グラン・ミュゼ・デュ・パルファン)に行ってきました。

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も〜っ♡個人的には最初から最後までとてもエンジョイしまして、早くもまた再訪したいほど。

写真もたくさん撮りまくってしまったので今日、明日の2回に分けてブログ記事をアップ致します☆

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場所はパラスホテルLe Bristol(ル・ブリストル)の向かい、白い門をくぐってから続くアプローチを進むと、その奥には大邸宅な赴きの博物館☆

17世紀に建てられたもので、19世紀にはロードレール男爵が住んだことからロードレール邸と呼ばれ、少し前まではクリスチャン・ラクロワのブティックがあった場所。

地下1階、地上3階からなる総面積1400㎡という広さです。

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この博物館は「香り」について3つの視点からからアプローチしているのが特徴。

アプローチその①は「歴史」。

地下1階からスタートする見学ルートは、まずは古代から存在する香水が現在までにどのように発展してきたかの歴史を辿ります。

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世界最古の香水は古代エジプトに由来するという解説に始まる最初のコーナーはカトリーヌ・ド・メディシスやナポレオンなどの歴史上の人物のまとった香りと歴史的背景を踏まえて解説。

人類初めての香水と言われる古代エジプトのkyphi(キフィ)の香りってどんな香り〜?!

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と思いながら次の部屋へ進むと、その古代の香りを実際に嗅ぐことができます。

このようなボウルがいくつかあり、台の手前右の手のマークに手を添えるとボウルの中にフワっと香りが広がります。

アプローチその②が、こうして実際に香りを「体験する」こと。

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わわッ、思ったより優しい香り♡

現代の香水のイメージというよりは、とても優しいアロマオイルのような自然な香り。それぞれ嗅ぐとリラックスできたり、眠気がちょっと覚めるような感じだったり。

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かつて香水は薬として、黒死病(ペスト)の予防などにも用いられていたことを知りました。

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今でいうアトマイザー、携帯用香水瓶の歴史を越えた美しさに見惚れる♡

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ひと昔どころではない何世紀も昔の香水瓶たちのエレガントな佇まいに溜め息♡

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こちらも画面映像で説明が流れ、ボタンを押すと香りがフワーっと。

クンクン。

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不老長寿の泉と言われるEau de la Reine de Hongrie(ハンガリーの女王)ってこんな香りなの!な体験。

どの香りも全般的には優しく、嗅ぎ続けても鼻は疲れません。

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ファッションとも切り離せない香りは、20世紀に入ってシャネルやディオール、ランバン、スキャパレリなどのメゾンを代表する名作が生まれました。

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こうして香水の原点的な香りを体験し、お香を焚く道具、芸術的香水瓶、アンティークな宣伝ポスターなど視覚的にも楽しめる地下1階を体験した後は1階をスキップして2階への階段を上がります。

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2階では更にさまざな香り体験が待っていました。

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付属の黒いポンプをパフパフすると、トランペットのような容器から香りが☆

香水に欠かせないと言われる薔薇の香りを構成する3つの要素を嗅ぎ分けてみるという体験。

うーん、私には微妙な違いなのだけれど、その微妙さを言葉で表現するのが難しい…。

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面白かったのは、コレ! 鼻を近づけダイヤルを回すと香りがするので香りを感じたらOui(ウィ)ダイヤルを、感じなければNon(ノン)ダイヤルを回します。、

K「うーん、香る。なかなかイイ香りだね!」

夫「え…、何も感じないんだけど。オレはネ(調香師)にはなれない…。」

K「えーー、私よりあなたの方が全然鼻がいいのにねぇ。じゃ、隣りは?」

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2台あるこのマシーンの右側にトライ。

夫「お、これはするする!」

K「え…逆にこっちは私には無臭なんだけど…」

他の人達の感想を聞いてみると両方感じるという人はなかなかいない感じで、どちらかを感じるかいずれも感じないか。

香りって拾えるものと拾えないものがあることを実体験できる面白い経験でした。

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お花のようなオブジェの中からは日常生活で感じられる香りが色々。

香りだけを嗅ぐと「これ知ってる!」と思ってもなかなか名前が出てこなかったりするものの、改めて壁に書かれた香りの名前を確認にしてから嗅ぐと、とても明確にその香りを察知できる。

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そしてそんな日常生活の香りは昔の記憶や思い出も呼び起こすもの。

そう思うと、嗅覚はとても原始的で動物的感覚なのに、頭で理解し記憶し留められているものだとこれまた実感。

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こうして香りを嗅ぎ続けて鼻は大丈夫?冬のパリのデパートの香水売り場へ行くと色々な香りが強く香って体調によっては頭が痛くなることもあるし…と思っていたのですが、この博物館は大丈夫!

約70種類の香りを体験できるのですが、その香りにはアルコールを混ぜない純粋で上質な香料を使っているので鼻が麻痺しないのだそう。確かに全く麻痺しませんでした!(^^)!

こうして続く香りの体験、明日に続く〜♬

À demain(^^)/ 

気ままに綴るBelle et Bonne Blogも更新☆

今日は、「朝ランのミステリー
⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-1428.html

<info>

Le Grand Musée du Parfum(香水大博物館・ル・グラン・ミュゼ・デュ・パルファン)

73 Rue du Faubourg Saint-Honoré, 75008 Paris

01 42 65 25 44

http://www.grandmuseeduparfum.fr/

Profile

KEICO

新潟県の旅館に生まれるも女将にならず、上京、進学、就職、まさかの出逢いと結婚。
約10年間のOL生活の後、2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆

グルメ・ファッション・カルチャーな話題を中心に気ままに更新中。
フォーブール・サントノレ通り

Read more at: http://jp.france.fr/ja/news/114195
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