サン・マルタン運河から、ポルトガルのスイーツを目指す。

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パリのアメリカン後、次に紹介するスイーツ・アドレスはパリのポルトガルにしよう。これからの晴天日、そぞろ歩きが快適なサン・マルタン運河のすぐ近くに、Don Antonia(ドン・アントニア)という店がある。オープンしてかれこれ1年という“パステラリア“で、ポルトガルのスイーツや軽食のイートインとテイクアウトが可能で、そして点数は多くないけれどエピスリー・コーナーもある小さな店だ。

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パリ10区、サン・マルタン運河に渡された橋がランクリー通りとラ・グランジュ・オー・ベル通りの間をつなぐ。この橋の上からは運河の眺めが楽しめ、またドン・アントニア(通り右側の緑の店)もすぐにみつけられる。

鶏卵素麺を朝食からいただく甘い物好きな国ポルトガル。日本でおなじみのカステラ、エッグタルト(パステル・デ・ナータ)が生まれた国である。ドン・アントニアのウインドーには、そのポルトガルの伝統的なお菓子が並んでいる。カスタードクリームやザラメ砂糖のかかったスポンジ……懐かしさを感じさせるお菓子は、どれも美味しそう。新鮮な卵の味が、見ているだけで伝わってくるようだ。ロー・ア・ラ・ブーシュ! と歌ったのはセルジュ・ゲンズブールだが、このウインドーの前に立つと、まさにロー・ア・ラ・ブーシュ(よだれ)となってしまう。

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この甘い誘惑に打ち勝つのは難しい。お菓子の価格は2ユーロ台がほとんどだ。

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左:レモン・プディングとオレンジ・プディング。後方のカスタードクリームをはさんだドーナツのようなお菓子はあっと言う間に売れて行く。
右:カスタードクリームがいっぱい詰まったパイ皮のコルネ。

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小麦ではなく米粉を使ったボロ・デ・アローシュ。ドン・アントニアのスペシャリティだ。

店内のショーケースには、ポルトガルの国民食バカラオ(干し鱈)を使った料理やパスタなどが。ランチタイムが近づくと、例えばバカラオ・グラタンなど温かい料理も日替わりでメニューに並ぶ。店の外に白いクッションを置いたベンチと、外観にカラーコーディネートしたスツールが置かれているのだが、これらはデコレーションにあらず。店内の混雑時や晴天時には、一種のテラス席のような役割を果たすのだ。なお、この店はコロッケなど揚げ物好きには、知っておいて損のない店である。

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イートインもテイクアウトも可能。ひき肉やエビの揚げもの、チキンや野菜のエンパダなど1つから購入可能なので、気になる品をあれやこれやと……。

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小さい店だけど、愛らしいこの店を見逃すことはないはず。photos:Mariko OMURA

Don Antonia
8, rue de la Grange aux Belles
75010 Paris
tel:01 42 45 72 06
営)9:30~18:30(土日 ~19:00、祝日は10:00~19:00)
休)月

 

réalisation:MARIKO OMURA

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