パリ 3月のマルシェ『Pâquesのミモザサラダ』

パリのマルシェとレシピ。

パリは、まだまだ寒い日が続いていますが、今日から夏時間。時計の針を1時間進めて、やっと春が来る! と思うとうれしくなります。

160330-harada01-w300px.jpg

今日は、パリの南Marché Lecourbeマルシェ・ルクーブへ。小さなマルシェながら、肉、魚、チーズ、もちろん野菜やフルーツと、なんでも揃う。
すでにPâques(パック=復活祭)のヴァカンスが始まっているので、いつもより静かです。

160330-harada02-w300px.jpg

甘い春にんじん、新玉ねぎ......これから続々と春野菜が出て来ます。

160330-harada03-w500px.jpg

左手前のCarotte Parisienneキャロット・パリジェンヌという丸いコロンとしたにんじんやトピナンブール(菊芋)、パネなどのLégumes oubliés(レギュウム・ウブリエ=忘れられた野菜)も、すっかりパリの食卓に定着してきました。

160330-harada04-w300px.jpg

初物のアスパラガスは南から到着。

160330-harada05-w300px.jpg

通年あるendiveアンディーヴ、実は10月から4月までが旬。この時期美味しいのは、ベルギー名物、ハムで包んでベシャメルソースをかけて焼くグラタン。奥は、スペインから来た空豆。

160330-harada06-w500px.jpg

そろそろ春の草を食んだ牛やヤギの乳で造られたチーズが出てくるころ。

160330-harada07-w300px.jpg

やっぱり春の花! 勢いの良いチューリップを見ると元気になってきます。

160330-harada08-w300px.jpg

Melon de Dinde メロン・ド・ダンドは、七面鳥の肉と内蔵をベーコンや豚の背脂で包んだもので、他には子羊や若鶏も。寒いシーズンならではのオーブン料理です。この日はパックのごちそうGigot d'agneau羊のもも肉を注文する人たちの列ができていました。

今日は、復活祭にちなんだサラダをご紹介します。珍しいミニアボカドを入れています。

■『Pâques のミモザ・サラダ』Salade de Pâques au mimosa


160330-harada09-w300px.jpg

Photo : Patricia Pawlowski

材料(4人分)
固ゆで卵  6個
季節の野菜:茹でたアスパラガス、ブロッコリー、芽キャベツなど  適量
<ヴィネグレット>
オリーブ油  大さじ5
練りごま  大さじ1
レモン汁か酢  大さじ2
しょうゆ  大さじ1

1.ヴィネグレットの材料を混ぜ合わせる。
2.固ゆで卵を白身と黄身に分けて、それぞれ裏ごし(金属の網のついたザルなどにスプーンで押し付けてもよし)。
3.ゆでた野菜を皿に盛り、卵をそれぞれ載せて、ヴィネグレットをかけていただく。

優しい緑色の野菜に黄色と白の卵を散らすだけでお皿がぐんと春らしくなります。
これからの春野菜に是非試してください。

160330-harada10-w300px.jpg

厳しい寒さの中を健気に咲いている木蓮を見て、思わず「がんばってるね!」と声を掛けたくなります。

■Marché Lecourbe マルシェ・ルクーブ
Rue Lecourbe 75015 Paris
メトロ)8番線 Balard駅
営)水、土 7〜14時30分

RELATED CONTENTS

BRAND SPECIAL

    BRAND NEWS

      • NEW
      • WEEKLY RANKING
      SEE MORE

      RECOMMENDED

      WHAT'S NEW

      LATEST BLOG

      FIGARO Japon

      FIGARO Japon

      madameFIGARO.jpではサイトの最新情報をはじめ、雑誌「フィガロジャポン」最新号のご案内などの情報を毎月5日と20日にメールマガジンでお届けいたします。

      フィガロジャポン madame FIGARO.jp Error Page - 404

      Page Not FoundWe Couldn't Find That Page

      このページはご利用いただけません。
      リンクに問題があるか、ページが削除された可能性があります。