おいしいパリ9区
いぬパリ
こんにちは、吉田パンダです。先日、とある駐車場から車を出そうとすると、受付のおじさんが「屋上に新しく、パリが一望できる駐車スペースができたんだよ。奥のエレベーターから行けるから見ておいで」と案内してくれました。すでに、映画撮影で使用されることも決まっているとか。ふむふむ、今度は写真撮影でも使わせてもらわねば。これも8月の効用ですね。人がいなくてヒマなせいか、いつになく受付のおじさんの愛想がいい。いつもこうだとありがたいんだけど。
さて、今日はタイトルどおり、パリ9区のおいしいお店をいくつかご紹介します。なぜ9区かというと、今パリで流行っているエリアだからとか言いたいのですが、知人と待ち合わせしたついでということで、、←オイ。
相棒は今日もこのひと(犬)。愛犬トイプードルのあづきさん。
全然こっちを見てくれないけど。
店員さんにモテモテ。
ドッグフレンドリーなこちらのお店はBuvette。フィガロ本誌でも2015年のパリ特集で、朝食をテーマに紹介されています。
一号店はニューヨーク。生産者、素材にこだわり、それをシンプルに提供するというスタイルはそのままに、可愛いグラフィックデザインも相まって、今やすっかり人気店です。
オシャレで、居心地がよく、おいしくて、お値段はお手ごろ。朝から晩までノンストップで営業していて、予約なしでふらりと入れる上、お客さんに美人が多い。流行らないわけがありません、あれ?
Buvette
http://www.buvette.com
この日のブランチに選んだのは、コブサラダとキノコを挟んだクロック・ムッシュー、仔羊の腿肉ローストです。
ちなみに、コブサラダのコブって人の名前だったんですね。アボガド、トマト、半熟卵、ベーコン、チキン、ブルーチーズ、レタスと黄金の組み合わせ。ビュヴェットではトマトがセミドライになっていて、心ニクイ。
仔羊はこんな感じです。豆も旨い。ボナペティ!
食後のコーヒーはビュヴェットのすぐ近くにある、いわゆるサードウェーブ系コーヒーショップ「KB CAFE」に行きましょう。
KB CAFE
https://www.facebook.com/CafeShopSouthPigalle/
ここも美人が、、っていうのは置いておいて、このカフェ、オーナーはシドニーでバリスタとして働いた経験を持つフランス人。さっきのビュヴェットもそうですが、アメリカやオーストラリアなど、英語圏の影響を受けたオーナーがオープンするお店が、ここ数年パリで人気です。その理由はひとことでは言えませんが、何だか風通しがいいんですよね。店内の作りやサービスだけではなく、飲み物や食べ物など、口にするものも「風通しがいい」。真っ当と言ったらいいか。
コーヒーはもちろんおいしいんですが、こちらはアイスティー。
いや、パリも猛暑で、、。
アイスティーも飲んで帰る道すがらに出会いしは、ミックス犬のペプシちゃん。毛並みの色分けが可愛い、、。
名前の由来はコーラが噴き出すように、よくジャンプをするからだそうです。
飼い主さんの膝に、ピョンと飛び乗ってくれました。
「次回の更新も、どうぞお楽しみに〜」
耳が見えないところもチャーミングなペプシちゃんに、ひとことお願いしました。
紹介した二店以外にも、まだまだおいしいパリ9区。次回パリ探訪のご参考になさって下さい。
フォトグラファー
世界の犬とおいしいものを、こよなく愛するフォトグラファー。スタジオ勤務を経て、2000年よりパリに拠点を移す。愛犬は黒いトイプードル。雑誌・広告媒体では吉田タイスケとして、旅、ライフスタイルを中心に幅広く活動。