いぬパリ

コルシカ島から来た、さむがりボリスくん

いぬパリ

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夕暮れのパリからこんにちは、吉田パンダです。だいぶ日が経ってしまいましたが、年明けブログ第一弾。今年もどうぞご贔屓に、宜しくお願いいたします。
1月に入ってすぐ、撮影でインドネシアへはバリ島へ行ってきました。向こうは赤道直下、最高気温30度。パリの1月は最低気温マイナス3度とか。身体がついていきません。
僕は見た目が逆立ちしてもアジアっぽいので、向こうでフランスから来たと言っても「でもインドネシア人みたいネ」と笑われていました。ほっといて。
でも熱帯雨林とかの写真を撮ってみたいと本気で思うので、パリジャンよりバリジャンの方が似合っているのかも知れませんが。

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さて、オペラ座の横を通って、ギャラリー・ラファイエットへ。

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別に回し者でも何でもなく、ここの屋上テラスは見晴らしがいいのでオススメです。冬の間だけ、テラスに近未来っぽいドームができているとパリ市のサイトで見たので(←ネタ探し)、
ちょっと撮影に来てみました。

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ちょうど夕暮れ時。この日は一年に一度、エッフェル塔に太陽が重なって沈むという特別な一日(妄想)。
素敵女子がさりげなく(?)ラファイエットの紙袋を持っています。広報さん見てますかー!

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噂のドームはあちら

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ドーム素材はガラスではなくビニールテントっぽいですが、なかなかかっこいいですね。

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そんな中、こんな中、犬を探していたワタシは偶然、入り口近くにいたジャック・ラッセル・テリアを見つけましたよ。
こんにちは。

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甘えっ子ボリスくん。10歳。飼い主さんは片やパリの市バスの運転手さん(!)、片やシステムエンジニアのカップルです。今まで飼っていた犬と死別してしまい、
寂しさのあまり、コルシカ島に住むママの家にいたボリスくんをパリに連れてきたのだとか。

「だから寒がりなの」と飼い主さん。
そりゃそうですよ、っていうか、ボリスを連れてきて、コルシカのママンは大丈夫なんだろうか、、、。

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何も頼んでいないのに、お店側がボリスに出してくれたという水。
さすがパリ。こういうところは数少ない、パリの好きな点です(←オイ)。

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「サーロインステーキも頼めるかな、焼き方はレアでね」
いや、それは無理だと思うけど。

近未来なドームで出会った、コルシカ島出身のボリスくんをご紹介しました。
次回の更新もパリからの予定です。どうぞお楽しみに。

吉田パンダ Panda Yoshida
フォトグラファー

世界の犬とおいしいものを、こよなく愛するフォトグラファー。スタジオ勤務を経て、2000年よりパリに拠点を移す。愛犬は黒いトイプードル。雑誌・広告媒体では吉田タイスケとして、旅、ライフスタイルを中心に幅広く活動。

吉田パンダ

写真家。長年住んだパリを離れ、現在フランスはノルマンディー地方にて、犬猫ハリネズミと暮らしている。庭づくりは挫折中。木漏れ日とワインが好きで夢想家、趣味はピアノ。著書に『いぬパリ』(CCCメディアハウス刊)がある。instagramは@taisukeyoshida

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