いぬパリ

8月の詩人と生ハム

いぬパリ

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こんにちは、吉田パンダです。いやー、こんな青空の日はシトロエンDSでドライブするのが気持ちいいなあ、、自分の車じゃないけど。最近、クラシックカー好きです。

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今年のパリは、夏がありませんでした。長袖を着ないと肌寒いような天候も多く、いつ夏が来るのかなと思いつつ過ぎていった葉月であることよ。

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橋の二階部分を地下鉄が走る、ビル・アケム橋。

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そんな冷夏の爽やかな、とある一日。パリ7区は新しくできたカフェのテラスにて、知的なキャバリアくんに出会いました。その名もバイロン。19世紀イギリスに名を馳せた詩人の名前です。最初は名前が聞き取れず、「え? バイヨンヌ??(フランス南西部、生ハムの産地として有名)」とか聞き返してたのですが、だいぶ違いましたね。生ハムと、詩人、、。飼い主のキャロルさんも苦笑い。

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「ま、あれだよね、お里が知れるっていうか、知的レベルっていうかね。所詮食欲が優先っていうかね」

ひどいよ、バイロン。生ハムってあだ名をつけてやる、、←逆恨み。

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君が座る美しいさまは、雲ひとつない星空のようだねと、バイヨンヌからバイロンに話を戻そうとしていたら、ちょうどお友達が到着。バイヨンヌ豚かビゴール豚かバイロンか、その続きはまたいずれ。8月のパリから、詩人の名を持つキャバリアをお届けしました。次回のいぬパリもどうぞお楽しみに。

吉田パンダ Panda Yoshida
フォトグラファー

世界の犬とおいしいものを、こよなく愛するフォトグラファー。スタジオ勤務を経て、2000年よりパリに拠点を移す。愛犬は黒いトイプードル。雑誌・広告媒体では吉田タイスケとして、旅、ライフスタイルを中心に幅広く活動。

吉田パンダ

写真家。長年住んだパリを離れ、現在フランスはノルマンディー地方にて、犬猫ハリネズミと暮らしている。庭づくりは挫折中。木漏れ日とワインが好きで夢想家、趣味はピアノ。著書に『いぬパリ』(CCCメディアハウス刊)がある。instagramは@taisukeyoshida

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