パリジェンヌファイル#2 フォスティーヌ・バラノウスキ /バッグデザイナー
パリのデザイナーが愛するアンティーク。
パリジェンヌファイル
パリジェンヌにフォーカスしている連載「パリジェンヌファイル」第二弾は、バッグデザイナーのフォスティーヌ。
パリジェンヌの宝物、ヴァカンスに欠かせないもの、パリ流手土産。今回は3つのテーマに分けて、ご紹介します。
古いものが大好きで、時間を見つけてはブロカント通いを欠かさないアンティークラバー。「一点ものだからこそ大切にするし、使い込まれた雰囲気も愛おしくて、そこが魅力なの」。その時々のムードでコレクションするものが変わるというフォスティーヌ。ここ数年夢中で集めているのは、フルーツの形をしたガラス器と、プールがテーマのモノクロ写真だそう。また、ディナーにもパーティにもドレスアップの時はペタンコヒールのサンダル!というこだわりのモードグッズも大切な宝物だ。
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天使のチャーム付きネックレス
エンジェルのメダイユがついたネックレスは、 今年の春にママからプレゼントされて以来、 お守りとして身につけている大切なもの。繊 細なゴールドチェーンなので、毎日のコーデ ィネートとも好相性。
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アンティークの宝石箱
見つけたら買わずにはいられないほどハマっ ているのが、ミッドセンチュリー時代のフル ーツ型の器。洋ナシやパイナップルなど一点 づつ違う表情なのがかわいい。ジュエリーボ ックスとして愛用している。
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プールのモノクロ写真
ブラジルでホテルのプール写真を買って以来、 プールの写真の大ファン。80年代にジル・リ ゴレが撮影した、パリ16区の美しいアールデ コ調のプール「モリトール」シリーズもアー トギャラリーで購入。部屋に飾って眺めるだ けで気分がアップする、ラッキーアイテム。
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フラットサンダル
ドレスアップの時でも高いヒールではなく、 フラットサンダルを愛用するのが、フォステ ィーヌのルール。親友の結婚式のために買っ たゴールド×ピンクの「ロシャス」やパール 飾りの「ジェイソン・ウー」などビジューサ ンダルで足元をシックにスタイリング。
エスモードでランジュリーデザインを学び、ソニア・リキエルやジョン・ガリアーノなど多数のメゾンで デザイナーとして経験を積む。
2013年、夫と共にバッグブランド「フォスティーヌ・パリ」を立ち上げる。
パリのエスプリを感じるシンプルなバッグは、パリをはじめ、日本のセレクトショップなどでも人気上昇中。
http://www.faustineparis.com
photos:MANA KIKUTA, realisation:HIROKO SUZUKI