パリジェンヌファイル#2 フォスティーヌ・バラノウスキ /バッグデザイナー
パリジェンヌの手土産
パリジェンヌファイル
パリジェンヌがパリジェンヌである理由。
いつだって、ノンシャランであること、自分らしさを大切にすること、シックであること……
いま、改めてパリジェンヌの魅力に迫ります。今回はバッグデザイナーのファスティーヌに、パリジェンヌ流の手土産を聞きました。
友達カップルからのアペロディナーへのお誘いや、日曜日のランチに両親の家に行く時、親友の出産祝いなどなど。パリではいったいどんな手土産を持っていくの?シチュエーションにあわせて、小さなプレゼントでも手を抜かずに自分らしいセンスをひと匙添えるのが、パリジェンヌらしさ。フォスティーヌのこだわりは「自分が本当に好きなもの」を贈ること。スイーツも花もシャンパンも、自分が愛してやまないアイテムを厳選。贈る人の笑顔を思い浮かべながらのショッピングもわくわく楽しいひと時だそう。
なかでも、「ラ・シャンブル・オー・コンフィチュール」のジャムは手土産にぴったり。
2011年9月にオープンしたジャム専門店。北フランスのピカルディ地方のアトリエで生産される。季節の食材を使ったジャムは、常時100種類以上が店頭に並び、特にアプリコット×スパイスやフランボワーズ×シャンパンなどオリジナルのミックスフレーバーが人気。
La Chambre aux Confitures
ラ・シャンブル・オー・コンフィチュール
9,rue des martyrs 75009 paris
Tel.33-(0)1-71-73-43-77
営)11時ー14時30分、15時30ー19時30分(月ー金)
10時ー19時30分(土)
10時ー14時(日)
htpp://www.lachambreauxconfitures.com
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白いブーケ
一年を通じて白い花が好きだというファスティーヌ。可憐な白のカラーと野生のフランボワーズを組み合わせた、シャンペトル・シックなブーケは、久しぶりに会う友人夫妻への手土産に。
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ボンポワンの香り
身近な友人の出産祝いに必ずプレゼントしているのが、ボンポワンのオー・ド・パルファ ン。天然成分のノンアルコールなので、小さな子供にも安全で安心して使える。長男が赤ちゃんの頃に愛用して以来のファン。
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セバスチャン・ゴダールのケーキ
「家の近所なので、ここのスイーツは全種類試したけれど、どれもすごく美味しいの!」と目を輝かせるのが、セバスチャン・ゴダールの生菓子。特にイチゴのタルトやガトー・ショコラがお気に入り。
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フランボワーズとシャンパンのジャム
フォスティーヌのいち押しは、「ラ・シャンブル・オー・コンフィチュール」のフランボワーズとシャンパンのジャム。「フランボワーズのさわやかさとほのかなシャンパンの風味が絶妙。今まで食べたことのない味よ!」
エスモードでランジュリーデザインを学び、ソニア・リキエルやジョン・ガリアーノなど多数のメゾンで デザイナーとして経験を積む。
2013年、夫と共にバッグブランド「フォスティーヌ・パリ」を立ち上げる。
パリのエスプリを感じるシンプルなバッグは、パリをはじめ、日本のセレクトショップなどでも人気上昇中。
http://www.faustineparis.com
photos:MANA KIKUTA, realisation:HIROKO SUZUKI