Parisienne file.vol.10 ドリス・オンブール/「Maison Doris」ファッションデザイナー

パリジェンヌ的、マストヴィンテージ。

パリジェンヌファイル

パリジェンヌに欠かせないマスト・ヴィンテージアイテム

コレククター歴が長く、公私ともに認めるヴィンテージマスターのドリス。そんな彼女のパリジェンヌスタイルは、もちろんヴィンテージアイテムなくして成り立ちません。
「パリジェンヌって、完璧すぎるのを嫌うの。例えば、ディナーに出掛ける時、たとえネイルをしていなくても、少しくらいヘアがまとまっていなくても、気にしない。どんな状況でもその人らしいスタイルを醸し出せるのが魅力ね」。

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ノンシャランとエレガンスの共存。そのバランスを叶えるには、最旬モードもいいけれど、それよりはヴィンテージの一点物のドレスで、自分らしさを演出することが大切と語るドリス。オーバーサイズのニットには、大ぶりのアンティークジュエリーで指先にフェミニンな要素を添えたり、使い込んだ味のあるレザー小物でリアルクローズをランクアップしたり…。小物使いで粋なニュアンスをプラスするのが、彼女の流儀です。

小物使いで差をつける、ヴィンテージスタイル

【トライカラーのニットとポシェット】

渋めのトーンのトライカラーがアクセントのニットは、母から譲り受けた80年代のもの。「大胆なカラーパレットがお気に入りで、大切にしている一枚よ。偶然ピエール・アルディで同じ配色のポシェットを見つけたの!」Stouls(ストゥールス)のマスタード色のレザースカートをあわせて、スタイリッシュなムードに。

【ジュエリーと時計】

シンプルな着こなしが多いドリスにとって、ジュエリーや時計はスタイルアップに欠かせない大切なアイテム。曾祖母がインドシナから持ち帰った美しいグリーンジェイドのリングや、NYで購入した20年代のホワイトトパーズのリングなどを気分によってスタイリング。「Tissoの時計は父が母にプレゼントしたものを今はわたしが愛用しているの」。カルティエは70年代のヴィンテージもの。

【爬虫類レザー小物】

クロコのシガレットケースとパイソンのお財布は、ともに祖母が愛用していた小物。ゴールドとクロコのシックなコンビネーションが好きで、これを持つとエレガントな気分になれるというシガレットケースは、60年代のもの。ヘビ革のお財布は、小ぶりなサイズがお気に入りで10年前からずっと使い続けているそう。

【バーキンバッグ】

25歳ではじめて映画のスタイリストデビューをして、クランクアップ後に監督のお母様からプレゼントされたという思い出のバーキン。「贈られてとても嬉しかったけれど、当時はあまり持ち歩くチャンスがなかった。最近、やっと自分らしく持てるようになって、外出の時の出番も多くなったわ」。使い込んで味わいのでたバーキンは一生の宝もの。

Doris Homburg/ドリス・オンブール

『Maison Doris』ファッションデザイナー。学生時代は演劇を専攻。作品で知り合った監督からスカウトされてスタイリストの道へ進み、映画や舞台を中心に活躍。2010年にパリ10区にヴィンテージショップをオープン。2015年より自身のブランドをスタートし、パレ・ロワイヤルに近い1区にブティック兼アトリエの「メゾン・ドリス」を構える。 www.maisondoris.com

photos:AYUMI SHINO, réalisation:HIROKO SUZUKI

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