パリ滞在中の食事に変化をつけたいときは、素材使いや内装、メニューにパリらしいひねりを利かせた異国の味を求めて。スパイスが香るインド料理が食べたくなったら、インドに惚れ込んだ女性オーナーの手がける「エムジェ・ロード」を訪れよう。
店内のランプやテーブルは、オーナーが手がけるインテリアブランドのもので、インドで作られている。
ヴァカンスで訪れたインドで職人が手がける家具に惹かれ、現地製作の家具ブランドを2005年から運営する女性オーナーが、インド料理店をオープン。パリのビストロの雰囲気で、フランスの食材を使い、現地で食べるような味を提供したいと、ロンドンの人気レストラン「シナモンクラブ」のセカンドシェフだったシャルマを迎えた。スパイスの効いた味に、ベジタリアンプレートも充実で、リピーターも多い。
インドのフレッシュチーズ「パニア」のグリルに、トマトとクルミ、カシューナッツのクリーミーなソースを合わせたベジーなひと皿。「Awadhi ShahiPaneer」17ユーロ
小粒のジャガイモのフライをコリアンダーチャツネで味付けしたスパイシーな前菜。炒めたクミンシードが効いていて、食べごたえ十分。「Bombay AlooChaat」7 ・50ユーロ
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INFORMATION
MG Roadエムジェ・ロード<3区>
205, rue Saint Martin 75003
01・42・76・04・32
ETIENNE MARCEL、 ARTS ET METIERS
12時15分~14時、19時 30分~24時(火~金) 12時15分~14時45分、19 時30分~24時(土)※夜は2回転制で19時30分も しくは21時15分からの予約になる 休)日、月 予約したほうがいい
AMEX、MASTER、VISA
photos:TAISUKE YOSHIDA,réalisation:AKIKO KAWAMURA
※掲載情報はFIGARO 2015年4月号 別冊「パリ最新アドレスブック。」 より抜粋
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