FEATUREin PARIS

とろけるほど甘いパリの
パティスリーの世界へようこそ。

才能あふれる若手の登場でパリはいま、空前のパティスリーブーム! フードライターのラファエルと、最も旬な3人のパティシエにアタック。

先ごろトップパティシエ60名のレシピをまとめた本『Á La Follie 』を刊行した、パリのフードライター/ブロガーのラファエル・マルシャル。そのラファエルが、いまパリで注目を集める3人のパティシエが手がけるパティスリーへ! ラファエルと一緒に、美しくてとろけるようにおいしい、旬なスイーツの魅力を堪能して。

170807_cityguide_patisserie_01.pngヤン・クヴラー・パティスリー Yann Couvreur Pâtisserie
5ツ星ホテルのパティシエとして一躍有名になったヤン・クヴラーの店。ミルフィーユのパイ生地は極薄に仕上げ、そば粉を入れて香ばしさをプラス。「両親がそば粉の産地、ブルターニュ出身。クリエイションに深みがあるのは郷土愛が原点にあるから」とラファエル。素朴なクイニーアマンもラファエルのお気に入りとか。

170807_cityguide_patisserie_02.pngキャラメル Karamel
ラデュレのインターナショナルシェフパティシエを経て独立したニコラ・アルヴィンが創立した店。「誰もが知っているキャラメルが、ニュアンスのある大人の甘味になる。子どもの頃の想い出が蘇る、キャラメルの存在感が絶妙!」とラファエルも評価。

170807_cityguide_patisserie_03.pngル・ダリ Le Dali
ル・ムーリスのスターシェフ、セドリック・グロレが腕を振るうここで、ラファエルが最近虜になったのは洋梨のエクレア。ジュニパーベリーを利かせたサクサクのクレープ生地をのせたエクレアから、みずみずしい洋梨のピュレが現れるという爽快なリズム感。「素材という原石を、まさに宝石に仕上げるの。砂糖を極力控えて引き出した、素材を生かした味が見事」とラファエルは絶賛!

ラファエル・マルシャル
Raphaële Marchal
フードライター/ブロガー。ミシュランガイドのウェブマガジンや雑誌「Fou de Pâtisseire」の編集に関わりながら、フードブログ「En Rang d’Oignons」を立ち上げ、一躍大人気に。トップパティシエ60名のレシピを編集した『Á La Follie』を刊行。
http://enrangdoignons.fr

※掲載情報は FIGARO 2017年5月号より抜粋

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