メニューはたったひとつ。だから、席について飲み物を注文したら、料理はすべておまかせ。あのスターシェフの元で修行を積んだシェフが贈る、フランス産食材にこだわったコース料理。
入り口は廊下の奥にひっそりとあり、隠れ家レストランの様相。
シンガポールのスターシェフ、アンドレ・チャンが出資することで、オープン前から話題になった店。シェフのヴァンサンは、チャンの元で6年を過ごした人物だ。「シンガポールではすべてが輸入食材なので、自分たちが皿の中で季節を作るが、フランスでは季節に従った上でのクリエイション」と95%の食材はフランス産を扱い、地産地消の料理を展開する。
ウズラのローストに、タマネギと松の実のクリームを詰めたタマネギのコンフィ。コショウは使わずに、ぴりっとしたからし菜の若芽で刺激を加えている。
2種のショコラのムースに、ビーツのソルベ。前菜3皿、魚1皿、肉1皿、デザート2皿からなるコースは65ユーロ。プラス45ユーロで各料理に合わせた異なる6地方のワインも味わえる。
関連記事:
- シェアが断然楽しい、炭火焼きの肉料理。エルメール<3区>
- 食材はすべて、育ちのよいフランス産。ビアン・エルヴェ<9区>
- 生粋のワイン好きが魅了する、ピュアな料理とのマリアージュ。<11区>
- お手本は日本!? フレンチ版ワイン居酒屋。<10区>
- トップシェフが行きついた、食後感軽やかなフレンチ。<17区>
- 生産者の思いを丁寧な仕事でグルマンに届ける。<11区>
- 繊細なコース料理のメインは、 炭火焼き牛肉の食べ比べ。<16区>
- パリ初! 料理+カクテルのコースを提案。<12区>
- コリアンテイストを加えた、 食欲をそそる味付けが魅力。<11区>
- ヘルシーな美食の極みを、豪華空間で。<8区>
- パリでしか味わえない高揚感と、極上のソースを味わえる場所。<8区>
- 18世紀のサロン風店内で味わう、プチポーションの伝統料理。<1区>
INFORMATION
Porte 12ポルト・ドゥーズ <10区>
12, rue des Messageries 75010
01・42・46・22・64
POISSONNIERE
12時~14時、19時~22時(火~金) 19時~22時(土) 休)日、月
MASTER、VISA 予約したほうがいい
CREDIT
photos : TAISUKE YOSHIDA, réalisation : AKIKO KAWAMURA
※掲載情報はFIGARO 2015年4月号 別冊「パリ最新アドレスブック。」より抜粋
この店舗について情報を編集部に送る