だから、アジア好き

ベトナム

建築も器ショッピングも楽しめるハノイのベトナム料理店。

だから、アジア好き

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ガイドブックには必ずと言っていいほど載っているし、混んでいるけれどやっぱりいい店、行きたい店、というのがありますよね。ハノイに行ったら、やっぱり一度は訪れたいベトナム料理店が「マダム・ヒエン」。クラシカルな建築も美しいし、料理もおいしいし、食器も買えてしまう、と、ここ一カ所で、女子ゴコロをたっぷりとそそる要素がいっぱいです!

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アジアのホテルやレストランをチェックするときに、極私的に、気にしているポイントが、光と影のニュアンス。程よい分量の光が窓から差し込み、室内に美しく心地よい影の空間をもたらすのが、アジアの建物の大きな魅力です。とくに、エアコンがなかった時代の、昔の建物を活用しているホテルやレストランは、光と影とが醸し出す空間美が、とても素敵。

「マダム・ヒエン」も、フランス統治時代に建てられたヴィラを改築したレストラン。光と影が、訪れるゲストをやさしく迎えてくれます。ヴィラは、ベトナムらしく濃い山吹色に塗られていて、かつてはスペイン大使館として使われていた歴史的な建築。

場所は、ハンガイ通りからもほど近い、チャンカムという小さな通り沿い。大聖堂にも近いロケーションです。

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オーナーシェフは、フランス人のディディエ・コルロー氏。世界各地をめぐった後、ハノイでも歴史あるコロニアル調ホテル「ソフィテル・レジェンド・メトロポール・ハノイ」の総料理長として活躍。7年ほど前に、「マダム・ヒエン」を開業しました。ヒエンは、ベトナム人奥様のお母様の名前。お料理上手なマダム・ヒエンのレシピと、世界を旅したフランス人シェフの技と創造性がミックスされているとなると、おいしくないはずがありません!

「揚げ春巻きハノイ風」や「バナナの花のサラダ」など、ローカルなメニューも、素材はもちろん、スパイスやハーブにこだわった美味しさ。焼肉と一緒にいただくベトナム風つけ麺「ブンチャー」や雷魚をターメリックで炒めて揚げた「チャーカーラボン」など、ハノイ郷土料理も、洗練された味わいで登場。

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器へのこだわりも、見どころ。ほとんどの料理の器として用いられているのは、ベトナム伝統のバッチャン焼きです。が、近年は、バッチャン焼きも進化(?)し、ポップなものやカジュアルなものが増えてきました。「マダム・ヒエン」では、昔風の染付のバッチャン焼きを、オリジナルで製造。料理の提供に用いているほか、店頭でも販売しています。

日本で16世紀から17世紀にかけて、茶人が、“安南染付”と呼んで珍重したのが、このタイプのバッチャン焼の器。手書きの筆致に、味わいがあります。日本の染付の器と合わせてテーブルに配しても、驚くほどにマッチします。

「マダム・ヒエン」で美食を堪能したら、レトロ感たっぷりのオリジナルの器を買うのもおすすめ。

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「Madam Hien」
15 Chan Cam,Hoan Kiem,Hanoi
+84-4-3938-1588
http://verticale-hanoi.com/

坪田三千代 Michiyo Tsubota

旅エディター・ライター

編集・広告プロダクション勤務を経て、フリーランス。女性誌や旅行誌を中心に、旅の記事の企画、取材や執筆を手がける。海外渡航歴は70カ国余り。得意分野は自然豊かなリゾート、伝統文化の色濃く残る街、スパ、温泉など。

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