京都上ガル下ガル
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老舗が手がける新アドレスで、京都のおいしい朝昼夜。

京都上ガル下ガル / September 10, 2016

いま話題を集めているのが、京都を代表する名店が手がける新しいお店。老舗のDNAを受け継いだぶれない店作りと独自のコンセプトで、訪れる人をたちまち虜にしている。朝食、お茶、夜ごはんと、京都の新しい時間を楽しんで!

洗練の京料理で、清々しい1日の始まりを。
今夏、東山三条の白川沿いにオープンした「丹」は、京料理の名店によるプロデュース。家に招かれたような気軽な雰囲気で、丹後の美味を味わってほしいと、ダイニングキッチン風に設えた1階の大きなテーブルに、大皿料理がずらりと並ぶ。朝食は、京丹後の新鮮な野菜の盛り合わせや自家製納豆など、からだにやさしいメニューが中心。素材を生かし、ていねいに調理された料理はどれもしみじみおいしく、朝からつい食べ過ぎてしまいそう。

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朝食¥2,000は、ご飯かパンを選択。ともに野菜のすり流しと季節の一品料理がつき、ほかはテーブルの大皿料理を取り分けるスタイル。すっぽん出汁の卵締め、胡麻和え、釜揚げしらすと大根おろし、青唐辛子の煮浸しなど。

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無垢の木をふんだんに使い、土壁を塗り回した落ち着ける空間。大きく開放した入り口から、揺れる柳や白川のせせらぎが望め、なんとも気持ちがいい。

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席に着くとまず出される、カツオ出汁と梅干しにほっとする。料理を手がける店長自ら、作家の窯元を訪ねて選んだという器使いも楽しみのひとつ。

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食後は、リビングルームをイメージした2階でコーヒーやハーブティーがいただける。大きな窓に面したカウンター席のほか、ゆったりくつろげるソファ席も。

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白川に面した大きな入り口や窓が特徴。平安神宮や南禅寺、美術館などが集まる観光エリアからもほど近く、ハイジーズンには予約がおすすめ。

 

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京都市東山区五軒町106−13
TEL:075-533-7744
営)朝食8時〜9時30分L.O.、昼12時〜14時L.O.、夜18時21時30分L.O. ※夜の営業は秋以降にスタート予定
休)月(祭日の場合は営業、翌日休)
カード不可
予約した方がいい

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うめぞの茶房

ケーキのように愛らしい“かざり羹”。
1927年の創業以来、名物のみたらし団子をはじめ、甘味一筋の「梅園」。その新店が、今春、鞍馬口通の小さな町家に誕生。メインメニューは、3代目が「もっと和菓子を身近に楽しんでほしい」と考案した“かざり羹”。餡を寒天とわらび粉で流し固めて、上に生クリームやフルーツなどをあしらった新感覚の和スイーツだ。抹茶やこしあんなど定番の味と、旬の食材を使った季節の味と、常時8〜10種類をラインナップ。2階のカフェで、季節のお茶と楽しんで。

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9月限定の味は「焦がし砂糖」¥370。キャラメルのような風味と餡がマッチして、トッピングのドライアップルやシナモンパウダーがアクセントを添える。フルーツと日本茶を組み合わせた季節のお茶は「薄紅ライム煎茶」¥650

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かざり羹は¥300〜380。四角が定番の味、丸が季節の味、とわかりやすい。

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さまざまな活躍をみせているイラストレーター西淑のオリジナル包装紙で持ち帰りが可能。高木剛、岩崎晴彦などお店で使っている器も購入することができる。

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2階のカフェスペース。天窓から自然光が降り注ぐ、すっきりと明るい空間。

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以前はわらび餅の「茶洛」、和菓子ユニット「日菓」が暖簾を掲げていたお菓子に縁のある場所。唐紙の「かみ添」、蕎麦の「かね井」など、人気店が並ぶ通り

 

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うめぞの
Umezono Sabo
京都市北区紫野東藤ノ森町11-1
TEL)075-432-5088
営)11時30分〜19時
(テイクアウト、イートインのラストオーダーは18時30分)
不定休
カード不可

www.umezono-kyoto.com

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麩屋町 うね乃

おだしを贅沢に味わう、おでん専門店。
1903年創業の“おだしのうね乃”が、うどんのお店「仁王門 うね乃」に続いて、9月9日、おでん専門店「麩屋町 うね乃」をオープン。おでん種は、オーソドックスなものから、熟成肉で知られる「中勢以」の希少部位など変わり種まで。やさしい味わいのおだしで炊き、盛り付けにはパンチを効かせた味付けのおだしと、おだしの2段仕込みが特徴。口に含めば、上質な天然素材を使った贅沢なおだしの味わいが心身ともに沁みわたり、おだしの老舗の真骨頂を体感できる。今後、ランチにおでんカレーを出すなど、目が離せない1軒だ。

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大根、自家製ひろうす、タコなど、一品¥324〜。アラカルトのほか、¥3,780、¥5,400、¥7,560のコースも。日本酒は「七本槍」などおだしに合う純米酒が揃う。おでんの器は滋賀で作陶する浅井庸佑のもの。

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場所は麩屋町二条を下がった雑居ビルの奥。L字型カウンターの中には、ピカピカに磨かれた30年ものの有次の銅鍋が鎮座する。建築は「仁王門 うね乃」と同じく木島徹が手がけ、無駄のない洗練された空間に仕上がっている。

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棚には人気陶芸家の酒器が並ぶ。日本酒のほか、ハイボールもおすすめだそう。

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創業当時から使われているロゴが入り口扉に。おだしの文化をもっと広めたい、ほんまもんに触れてほしいというオーナー夫妻の熱い思いが詰まったお店だ。

 

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麩屋町うね乃
ODEN Fuyacho UNENO
京都市中京区麸屋町押小路上ル尾張町225第二ふや町ビル103
TEL)075−213−8080
営)5時30分〜23時(22時30分L.O.)
不定休
カード:Ⓐ、Ⓓ、Ⓙ、Ⓜ、Ⓥ 
予約した方がいい
www.odashi.com

photos:SADAHO NAITO, réalisation:NATSUKO KONAGAYA

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