京都上ガル下ガル
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地元の人で賑わう京の裏路地で、酒場ホッピング。

京情緒たっぷりの料亭や割烹ももちろん魅力だけど、たまには地元の人に混じって、路地裏の酒場めぐりをしてみては? 裏寺町は京都の中心、四条河原町から歩いてすぐの場所。新しいお店が次々オープンして活気づくこのエリアから、オススメの3軒を紹介。

京都上ガル下ガル / April 17, 2017

サワー

河原町松原にある人気焼鳥店「炭火焼く鳥ソリレス」の名物サワーが飲める立ち飲みスタンドとして、2016年9月にオープンしたこちら。旬のフルーツをたっぷり使ったメニューのほか、ごぼうや朝鮮人参、リンゴとローズマリーなどの自家製ビネガーをベースにしたものも。メニュー数は常時20〜30種類。「デートや食事の前に一杯飲んで行くような、気軽に立ち寄ってもらえる場所にしたかった」とオーナーの鈴木弘二さん。フレッシュな味わいとフォトジェニックなビジュアル。開放的な雰囲気や1杯400円からという手頃さもあって、早い時間からさまざまな客層で賑わっている。夏には祇園のルーフトップに2号店が登場!

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注文を受けてからフルーツをカットし、果汁を絞るから、フレッシュさは格別。左から、デコポン、パッションフルーツ、ざくろ各¥800。グラスには、ポップなアクセサリーやイラストを手がけるハローアヤチャンのドローイングが。

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軽食も数品揃う。近江牛すじ土手煮¥500、プチトマトピクルス¥300

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天井に光るネオン管は、ブラジルの天才建築家オスカー・ニーマイヤーのドローイングをベースにしたもの。夜には白いライトが消え、妖しげな雰囲気に。

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ベースとなるサワーは、フレッシュフルーツと好相性のアサヒビールの樽ハイを使用。ドライな風味が好みなら、焼酎やウイスキーを指定することもできる。

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奥のショーケースには旬のフルーツがずらりと並ぶ。淡路島の柑橘類や和歌山のキウイなど、できるだけ国産のものをセレクトしているそう。

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ガラス戸が大きく開け放たれたオープンな雰囲気。ネオン管のサインを目印に。

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Sour
サワー
京都市中京区裏寺町通四条上ル裏寺町607-19 ヴァントワビル1F
tel:075-231-0778
営)15時〜24時(月〜金)、12時〜24時(土〜日)
休)元旦
カード不可
www.sour.jp

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柳小路TAKA

裏寺町の中でもここ最近パワーアップしているのが柳小路という小さな通り。特に注目は、京懐石で修行後、ミラノへ渡り、NOBU/Armaniで10年以上料理長を務めたタカさんがオープンした、カジュアルな立ち飲みスタイルのお店。ボリューム満点のイタリアン生ハムセットや、新鮮な魚介がこぼれ落ちそうなTAKA巻き寿司、ジューシーに焼き上げた焼鳥など、和とイタリアンがボーダレスに楽しめる。日本酒は滋賀の「金亀」1銘柄に絞り、イタリアンワインや旬の果物を使ったカクテルなどは各種ラインナップ。お昼過ぎから閉店まで通し営業で、ランチでも昼飲みでも1軒目でも2軒目でも、いつでも頼れる心強いお店だ。

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笑顔が素敵なタカさんは、もともと京都の出身。家族や仲間とお店を切り盛りしているから、店内にはアットホームな雰囲気が流れている。

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看板メニューのひとつが滋賀の日本酒「金亀」の飲み比べ。玄米から大吟醸まで精米歩合の違う7種を飲み比べて、好みの味を探してみては?

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手前から時計回りに、注文を受けてから串を打つ、レバーとささみの焼鳥各¥250、ごぼうの巣ごもりの食感がクセになりそうな、卵かけご飯¥500、香川県小豆島から取り寄せるもろみを添えた、もろみきゅうり¥400

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元はメロンパン屋さんだったという2階建ての建物に、2016年5月オープン。

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10人入ればいっぱいの店内は、「お客さんとの距離が近いお店をしたかった」というタカさんには理想的な空間。おくどさんをイメージしたカウンターは、イタリアを彷彿させるアズーロ(青)色に塗られている。

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急な箱階段を上がった2階には、テーブル席を用意。2階のみ予約可能。

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柳小路TAKA
Yanagi-koji TAKA
京都市中京区中之町577番柳小路はちべえ長屋
tel:075-708-5791
営)11時~23時(22時30分L.O.) 
※開店時間は不定のため、来店前に電話で確認を
休)火
カード不可
http://taka-kyoto-japan.net

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そば酒まつもと

早くも小学生でそばのおいしさに目覚め、そばの食べ歩きをしていたという松本宏之さんが営む、そば好き、酒好きのためのお店。柳小路にオープンしたのは2014年9月のことで、ここがきっかけで柳小路の存在を知ったという人も多いはず。そばは、年や時期で良質のそば粉を選んで、石臼で細かく挽き、地下水だけで打った十割そば。香りと味をしっかり感じさせる細麺で、カツオ出汁と薄口醤油ですっきり仕上げたツユと相性抜群。鴨ロースなどスタンダードメニューから旬の素材を使ってアレンジを効かせたアテ系まで、一品料理もどれもおいしく、松本さんが厳選した日本酒や自然派ワインがぐいぐい進む。

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カウンター7席の店内。日本酒は燗酒に合うものを中心に常時20〜30種類。大阪「秋鹿」、鳥取「弁天娘」など、穀物的な香りや味があるものが好みだそう。

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こよなくそばと酒を愛する松本さん。棚には、馴染みの骨董店で求めたものや作家ものなど、素朴で味わいのある酒器や器が並ぶ。

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常連客のほとんどがオーダーするという、おまかせ肴3種¥950。この日は鴨ロース、ホタルイカのなめろう、しらすと菜の花新のりナムル。どれもお酒が進む味。日本酒は8尺(1合の8分目)ほどで¥700〜¥1,000

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いちばんの人気メニューがこちらの、もりそば¥850。風味豊かなそばは、ほろ酔い後のシメにもぴったり。ほかに、かけそば、鴨汁そば、鴨なんばが揃う。

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平日はランチタイム後、16時からの早いオープンや、日曜の通し営業が嬉しい。

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そば酒まつもと
Soba Sake Matsumoto
京都市中京区中之町577 柳小路はちべー長屋
tel:075-256-5053
営)12時〜14時(13時30分L.O.)、16時〜23時(月、水〜土) 13時〜19時(日) ※そばが売り切れ次第閉店
休)火、ほか不定休あり
カード不可

réalisation:NATSUKO KONAGAYA

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