プラダと長澤まさみ、その扉を開く前に。

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PRADA

プラダと長澤まさみ、その扉を開く前に。

Fashion
2026.09.18

一日の中でシーンに合わせて着こなしを変え、異なる表現をする“装う”という行為。着替えるという日常的で能動的な行動を通して、さまざまな表情を描き出すプラダ2026年AWコレクション。その多面性を、長澤まさみが表現する。


インティメートな時間に纏うのは、素朴なシェットランドウールが素肌を優しく包み込むノースリーブ。シルクタフタのバミューダショーツには、ピュアなコットンポプリンのバミューダショーツを重ねて。ウエストと裾から覗く華奢なドローストリングのリボンが、甘く切ないノスタルジックな記憶を呼び覚ます。

トップ¥148,500、インナー¥128,700、バミューダショーツ¥236,500、中に重ねたポプリンショーツ¥220,000、オーバーニーソックス¥187,000(すべて予定価格)/以上プラダ(プラダ クライアントサービス)

マットな質感のテクスチャードファブリックに、多様な時代や文化の層が重なり合うかのように絵画や彫刻のモチーフをコラージュしたドレスをさらりと一枚で纏って。

ドレス¥550,000、中に重ねたポプリンショーツ¥220,000、オーバーニーソックス¥187,000、レザーパンプス¥247,500(ヒールのデザイン変更あり)(すべて予定価格)/以上プラダ(プラダ クライアントサービス)

「ミニマルなドレスの下に華やかなドレスを重ねたり、その逆もしかり。ハイ&ローの服のヒエラルキーをなくしたかった」と語るラフ・シモンズ。鮮やかなドレスにシアーなコートのヴェールを1枚重ね、陰影を楽しむ。アイコンバッグ「プラダ ガレリア」にも部分的にレザーを溶かすデヴォレ加工を施して、長年愛用してきたかのような親密さを感じさせる佇まいに。

クリノリンコート¥517,000、ドレス¥550,000、中に重ねたポプリンショーツ¥220,000、オーバーニーソックス¥187,000、レザーパンプス¥247,500(ヒールのデザイン変更あり)、「プラダ ガレリア」バッグ¥990,000(すべて予定価格)/以上プラダ(プラダ クライアントサービス)

上のコーディネートに、ショート丈のジャケットを重ねて。肌寒い朝や夜にはアウターを羽織り、暖かな日中はそれを脱いで過ごし、帰宅すれば軽装になるなど、私たちの装いは一日の中でも自然と変化する。そうした装いのリアリティに根ざした、自由なレイヤードが今シーズンのスタイルを特徴づけている。

ジャケット¥737,000、クリノリンコート¥517,000、ドレス¥550,000、中に重ねたポプリンショーツ¥220,000、オーバーニーソックス¥187,000、レザーパンプス¥247,500、「プラダ キャリー」スエード ミニ ハンドバッグ¥374,000(すべて予定価格)/以上プラダ(プラダ クライアントサービス)

カフス付きコート¥1,265,000、ファー付きブルゾン¥1,100,000(すべて予定価格)/ともにプラダ(プラダ クライアントサービス)

ギャバジンのトレンチコートにストームフラップを思わせるディテールを備えたテクニカルファブリックのショートクロークをレイヤード。胸元から覗くボリューミーなファーが異素材の重なりに豊かな表情を添える。ところどころ表面が剝がれ落ちたようなコートの襟や裾の下から隠れていたハウンドトゥース模様が顔を覗かせることで、重なりの内側に潜む美がふと姿を現す。

ニットの袖口からダブルカフスのシャツを覗かせ、コットンオーガンジーのスカートを重ねる。フレアスカートが歩くたびにふわりと揺れ、何げないスタイリングに動きを添える。好きなものを好きなように重ねて楽しむ、日常の装い。

ウール ジップカーディガン¥418,000、ポプリンシャツ¥297,000、オーガンジースカート¥220,000、中に重ねたサテンスカート¥1,980,000、オーバーニーソックス¥187,000、レースアップシューズ¥258,500、「プラダ エメ」ミディアム レザー ショルダーバッグ¥495,000(すべて予定価格)/以上プラダ(プラダ クライアントサービス)

皺加工やスプレーによる加工で、少し着古したような表情を引き出したメンズライクなシャツ。スカートもビジューに摩耗したような加工を施し、サテンにスクラッチを加え、まるで長い時間を経たヴィンテージのような趣を生み出している。気に入ったものを、愛着を持って大切に長く着続ける。そんなパーソナルなスタイルのあり方を映し出した今シーズン。隙のない美しさではない、そこにミウッチャ・プラダらしい新しいロマンティックがある。

ポプリンシャツ¥297,000、スカート¥198,0000、オーバーニーソックス¥187,000、レースアップ シューズ¥258,500、カフリンクス¥170,500、「プラダ キャリー」スエードミニハンドバッグ¥374,000(すべて予定価格)/以上プラダ(プラダ クライアントサービス)

ソフトでコンパクトな風合いと質感が特徴のウールカシミアニットは、ヴィンテージ感のある取り外し可能なシャツカフスという意外性のあるディテールで再解釈。大小さまざまなビーズをグラデーション状に刺繍したアンティークのような趣を持つサテンスカートを合わせ、異なる素材と表情を組み合わせて。生地の破れや意図的な退色、デヴォレ加工を施した刺繍など時を重ねたような表情に、時間の経過という物語が宿る。

クルーネックセーター¥456,500、サテンスカート¥1,705,000、オーバーニーソックス¥138,600、シューズ¥247,500(ヒールのデザイン変更あり)(すべて予定価格)/以上プラダ(プラダ クライアントサービス)

Masami Nagasawa
1987年、静岡県生まれ。2000年に俳優デビューし、映画『世界の中心で、愛をさけぶ』(04年)、『モテキ』(11年)、『海街diary』(15年)などで日本アカデミー賞ほか数々の賞を受賞。最新主演作『このごにおよんで愛など』が11月27日公開。

問い合わせ先

プラダ クライアントサービス
0120-45-1913(フリーダイヤル)
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※2026年11月号掲載の同記事(P106、P108、P111)のパンプスは、実際の商品とヒールデザインが異なります。

  • photography:Masaya Tanaka (Tron)
  • styling:Naomi Shimizu
  • hair:Yusuke Morioka (calling.inc)
  • makeup:Asami Taguchi (Home Agency)
  • collaboration:Park Hyatt Tokyo